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にくきゅうたろう
#にくきゅうの休日





ゆ🐩𓃠𓃗𓃱𓃺𓅂𓃰𓃟𓃥
久喜市
鷲宮神社
関東最古の大社。
縄文、古墳時代からのパワースポットで境内には龍の池も。雷で焼失してしまった鳥居や長年の劣化で傷んでしまっていた拝殿の柱も修復されて時代が繋がっていっていることを感じる。
周囲の森は手付かずで雰囲気たっぷり。龍の池で願いを伝えた。🌟










アキラ



アメジスト
読書しました。
古墳と埴輪
和田晴吾 著
岩波新書
本書の考察で最も興味深かったのは、著者が「天鳥船(あまのとりふね)信仰」と名付けた古墳時代の他界観です。
死者の魂は鳥に誘われた船に乗って天上の他界へと赴き、そこで安寧な暮らしを送るというものだそうです。
古墳表面に並べられた埴輪は他界を表現したものであるというのが著者の見解です。
前回読んだ『埴輪は語る』(若狭徹 著 ちくま新書)とはまた違った解釈がなされており、いろいろな可能性が開かれている古代史の解釈の奥深さを感じます。
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#いろいろな解釈


アメジスト
承認ありがとうこざいます。
読書記録です。
埴輪は語る
若狭徹 著
ちくま新書
『日本書紀』には、殉死の風習を嘆いた乗仁天皇が、野見宿禰の意見を取り入れて出雲の土部(はじべ)に埴輪を作らせて古墳に置き、人の死に替わらせたする伝説が載っています。
しかしながら本書のp98の解説によると、考古学的には人物埴輪の登場が埴輪の中で最も遅いため、この説は否定的に捉えられており、ホッとしました。
この伝説は、古墳づくりや倭王の喪葬に関わった土師氏の祖先伝承として後付けされたものと考えられているそうです。
埴輪は、古墳の一画に据え置かれた展示物でした。
なかでも人物埴輪は、群像として配置されており、何らかのストーリーが込められていたと考えられます。
それを筆者は、古墳の主である「王」の治世のようすを、「絵巻物のように」ビジュアル化したものだとする説を唱えています。
第1章や第3章で、保渡田八幡塚古墳の埴輪を例に、人物埴輪は、王の祭祀、王の狩猟、王の武威、王の経済力を示したものであると考察されています。
著者は、古墳時代の王は、司祭者であり、武人であり、経済人であったので、王の多様な権能を表すために、様々な群像を配置したと解釈されています。
自然環境の変動は「神の仕業」と信じられていた古代において、地域の王は、民のために神を祀って環境を安定させ、悪神が里に災いをもたらさないように務める使命を帯びていました。
また、農地の実りを保証し、遠来の物資を確保し、最新技術を移入して地域を富ませなければならない宿命を負っていました。
埴輪群像は、この世を去った被葬者のそうした生前の事績を示し、それをみる共同体の人々に認知させるための仕掛けだったというのが、著者の結論となっています。
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アメジスト
読書記録です。
埴輪
古代の証言者たち
若狭徹 著
角川ソフィア文庫
文庫判ながらカラー図版が160点も掲載されており、様々な種類の埴輪の写真が楽しめます。
埴輪の笑いは「喜び」ではなく、魔を退ける「あざ笑い」と考えられているそうです。
ゆるキャラ的な笑いではなかったんですね。
埴輪といえばp176、177、178に載っている武装男子ですが、ただの兵士ではなく、王権から賜与された甲冑をまとった首長の姿だそうです。
p27、28では埴輪のルーツは、呪的な祭器であった特殊器台であることが解説されており、勉強になります。
ミロのヴィーナスや秦の始皇帝陵の兵馬俑などと比べると埴輪の造形はずいぶんと緩いですが、納期に間に合うことを優先したのか、緩い造形が古墳時代の精神性ということなのか。
古墳時代についてもっと知りたくなりました。
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アメジスト
読書しました。
日本の先史時代
旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読み直す
個人的な認識としては、3万7千年くらい前に日本列島で旧石器時代が始まり、土器が定着するようになって縄文時代となり、稲作が普及して弥生時代となり、前方後円墳がつくられるようになって古墳時代となったという漠然としたイメージを持っていましたが、学術的にはもっと複雑な話なのだなと感じました。
縄文土器と弥生土器は、調理器具としての縄文土器と貯蔵具としての弥生土器の違いから、形や模様などが明らかに違うイメージがありますが、実際には縄文時代と弥生時代には長い移行期間があって、時代区分をどうするかはかなりの難問であるようです。
稲作をやっていた証拠が、福岡では紀元前10世紀のものがみつかっていますが、小田原における稲作の証拠が見つかるのは紀元前3世紀のものです。
縄文時代から弥生時代にかけては非常に長い移行期間があるようです。
最古の土器は旧石器時代にあたる時代でみつかり、最古の稲作の証拠は縄文時代にあたる時代でみつかる。
先史における時代というのはゆっくりゆっくりと移り変っていき、旧石器時代と縄文時代の境目、縄文時代と弥生時代の境目というのは、現代人がイメージするよりも曖昧なものであるのだなと感じました。
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アメジスト
読書しました。
古墳
松木武彦 著
角川ソフィア文庫
前編にわたり全国津々浦々の様々な形をした古墳のフルカラー写真がたくさん乗っていて、まるで古墳のカタログを読んでるかのように楽しめます。
年代順に載っているので、弥生時代の素朴な古墳から、古墳時代前期になると、埋葬者を天の神に祀る舞台となり、高いのがつくられるようになる。
その後、古墳時代中期になると、国家的モニュメントとしての巨大古墳がつくられるようになる。
その後、古墳時代後期になると、家族葬としての意味合いが強くなる。より幅広い社会階層が古墳をつくるようになり、形が個性的なものもある。
様々な形の古墳がフルカラー写真で載っているので、本書を読んで当時の人々が工夫を凝らした痕跡を感じられたような気がしました。
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アンドロ・ドロメーダ


梅ざらめ丸
って言ったら歴女? って聞かれたけどさぁ!
国宝になるたぁどういったものなんだい!?
普段は観れないの!??? つぎ公開はわからない?? そんなん生きてるうちに観てみたいやんけ……( ↂ⃙⃚⃛ ωↂ⃙⃚⃛)
っていう好奇心だけだから……
歴史に明るくないから……
なんなら毎回土偶とはにわの年代いつだか忘れて調べては驚いてるから……
※土偶(縄文時代)→はにわ(古墳時代)

大福
人気キャラクターの「すみっコぐらし」が、
4月19日から6月15日まで開催される大阪・関西万博開催記念特別展「日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―」(京都国立博物館)と、奈良国立博物館開館130年記念特別展「超 国宝―祈りのかがやき―」(奈良国立博物館)の公式応援キャラクターに就任したことがわかった。
「日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―」は、古今東西の芸術文化の交流から生まれた日本美術の至宝を紹介する。葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や、弥生・古墳時代から明治期までの絵画、彫刻、書跡、工芸品など、国宝18件、重要文化財53件を含む約200件の文化財で異文化交流の軌跡をたどる。
「超 国宝―祈りのかがやき―」は、奈良・法隆寺の国宝「観音菩薩立像(百済観音)」、石上神宮の国宝「七支刀」、薬師寺の国宝「吉祥天像」など、約110件の国宝、約20件の重要文化財を含む約140件の名品を紹介する。
すみっコぐらしと展覧会がコラボした「てのりぬいぐるみ」や「てのりぬいぐるみセット」などのコラボグッズも販売する。

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梅ざらめ丸
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ざらめ(32)🎉
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砂糖科砂糖属ざらめ
高卒ニート歴ありパート勤務。
職歴は終わってるけど元気に生きてる。
よく食べ、よく呟き、よく眠る。
陰キャコミュ障のオタクで腐女子。
自宅警備大好き。
ひらめちゃんと君が呼んだから7月13日はひらめ記念日。10月15日も記念日。
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アメジスト
感性を大事にして、季節の変化を感じる心を大切にしようと思っています。
スマホで風景写真などを撮影するのが好きです。
身近な季節感や楽しみ、美を求めて、言葉の調べを奏でられたらいいなと思っています。
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1980年代生まれ。
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アンドロ・ドロメーダ
好きなもの:青い空。20℃〜24℃ぐらいの気温。ぼーっとする時間。仕事中の休憩。夕焼け。日の出。そよ風。
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大福
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にくきゅうたろう
仕事は今年度から学校の先生になりました。教育系大学の8年生。ゆるく続けるのが目標。まさか、不惑の歳にもなって教員になるとは思っていませんでした。
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