不満足なソクラテス、満足の種を探して

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りく

2024/09/06

「満足した豚であるより不満足なソクラテスである方が良い」的な言葉がずっとイマイチ納得できない。
賢さにより色々なものから満足の種を見出せる点では幸福かもしれないけど、それでもなお満足していないなら例え無知でも豚の方が満足しているから幸せに思える。
「良い」が「正しい」という意味だとしても、当事者の感じる満足度の大小が正しさの判断で優先されていないのが気になる。
賢者であることでしか得られない満足の方が優れているとしても「なんで優れている」って思ってしまう。
ほんとトートロジーっぽくなって上手く説明できないんだけど、「満足している方が良い」という考えが離れない。

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最大限の幸福のために、低次的欲求を満たす。必要以上に食べて太る。太った結果、食物も自分も害になる。感覚としては確かにリアリティのある快楽感。マズローはこれにピラミッド式、五段階欲求を提唱したがたぶん最低限の欲求を満たしていないと上の次元にいけないことを主張していると考えています。「腹が減っては戦はできぬ」みたいな。

2024/09/08 返信

りく

コメントありがとうございます。豚の欲求とソクラテスの欲求が個別的でなく段階的な関係にあるとするなら少し納得出来ます。欲求が段階的であるならより高次の欲求を志向しているソクラテスは低次的欲求が満たされた存在であるはずなので、当時的に不満足を感じていてもソクラテスの抱えている快楽の総量は豚以上だと考えることが出来ます。