


komichi
私は幸せ者だ。
妻のひと言や行動には優しさや労りが込められていて、本当に素晴らしい人と一緒になれたと感じている。
妻や両親や会社の方々や皆様を通じて、神様からたくさんプレゼントを頂いている気持ちになる。私は生きている間にどれだけお返しできるだろう。
どんな姿になっても、どんな形で生きていてもより良く、人から尊敬される生き方ができることを104歳まで生きた祖母から学んだ。
私はこれからの自分に期待している。未熟者でもあほんだらでも愚か者でも、立派にならなくても大それたことができなくてもいいんだ。
自分の素直な気持ちに正直に、しかしながら周りの方たちの幸せに貢献できる、祈りこもった小さな何かができれば。
井の中の蛙大海を知らず
しかしながら、鳴き声は宙の涯てまで届き、世界の調和を保っている


utopia scape
別野加奈

komichi


サリー
安藤裕子

komichi
いつか心は別の世界へ旅立って
残されたものが私の忘れ形見
話した言葉が
書いた言葉が
伝えた言葉が
詠んだ言葉が
誰かの胸に残る
行った事が
作った物が
育てた人が
世界の片隅で息づく
うなぎ屋の継ぎ足すタレのように
あるようなないような味になって
美味しい未来に繋げることができますように


ミライのテーマ
山下達郎

komichi
果たして人間は、"覚悟""おおらかさ""陰陽の深さ"ではないかと思っています。
この3つがそろって、肝が据わった人間力を身につけることができたら、美しく生きることが出来るのではないだろうか。


First Floor
Hicks

(枇杷)

komichi


Fur Lily
別野加奈

komichi
私は妻の姿を目で追いながら、一緒に過ごす時間を愛おしく感じていた。この世界の一部として、自然の一部として、植物や生物と分かち合い、暮らしを営む日々を愛している。そばにいつも妻がいて、この世界のことについて、詩を詠み、写真を撮影して、語り合い作品に仕立てて、同じ夢を見ていることをとても幸せなことだと感じている。
孤独と孤独が惹かれ合って、互いの才能と言葉のチョイスに魅力を感じて、一度も会わずに一緒になることを誓い合い、ここに暮らすめぐりあわせをずっと大切にする。
四季の移り変わりを繊細に感じて、変化を楽しみ、苦労をユーモアと笑いに変えて、これからも変わらないスタンスで生きる。二人の意思はきっとこの世界の果てまで届き、作品は世界中を駆け巡って、優しく平和な世界への導きに貢献すると信じている。


春の手紙 (ALBUM MIX)
大貫妙子

komichi
目立たないところにお洒落を取り入れて、心を豊かにさせる。髪や肌を手入れして整えて、年齢を重ねることを楽しみながら、一日いちにち過ごす。
自分の持ち物や知恵や知識、身体を差し出して、施しにする。雨を凌げるだけの傘があればそれでいい。
全ては神様より授かった頂きもの。この世界を分かち合い、お借りしているにすぎないのだから。


有心論
RADWIMPS

komichi
そそっかしい死神
寂しがり屋の貧乏神
身体の弱い鬼
後ろ髪のほつれを気にする女神様
私の大切なお友達です


そして僕は途方に暮れる
大沢 誉志幸

komichi
ログアウトしたシルエット
代わりにログインした幻は詠う
世界の美しさに隠れた
毒素に蝕まれた人間の悪行
最早隠すことすらしなくなる
胸の奥に眠る
サラサラの砂に染みこむ
澄んだ水
純度の高い氷
ひんやりとした冷たさ
真実の海に浮かぶ
淋しさ抱えた子供たち
大人になりきれずに
花瓶に生けられた花束のよう
傷だらけの天使を救う
縛られた社会をすり抜けて
キラーパスを楽しむ
グッドバイに彩られて
悲しみを乗り越えて
インナーチャイルドに寄り添える


killer tune kills me (feat. YonYon)
KIRINJI

komichi


春の気配
畠山美由紀

komichi
貧乏ならばそれを楽しみ題材にし、痛みや悲しみは作品にくべる薪として考え、才能ある人と自分を比べることをやめた。私は私の茨の道を歩めばいい。
才能がない事が新しい才能であり、既出の製品をなぞらえる必要はない。泥団子から作った手垢に染まった土くれに、これでもかと薪をくべて朱に染まる火にかけて、歪な私の形を作り上げればいい。
遥か彼方にある光の誠実な輝きを、愚かな人間だからこそ、賢くないからこそ、手を伸ばしていく。
なんでもない一日をドラマティックにドラスティックに捉えて、たゆまずに進んでいく。傷だらけになることを厭わず、真っ直ぐに真っ直ぐに。


You I'm Thinking Of
Relish

Silky _Dog
あの日から君の心には
雨が降っていたんだね
君の笑顔が素敵だから
僕はそれに気づかぬまま
僕はいつも待っている
並んだ影が伸びる日を
雲間から
覗く日差しが暖かく
君の笑顔に出会うため
その雨が早く上がるように
いつまでも君の心には
雨がやまないままなんだ
君は傘をささないから
誰もそれに気づかぬまま
君は今日も迷ってる
どこに向かえばいいのかを
帰り道
差し出す傘が問いかける
僕の想いを届けたい
今日も続く雨はいつ上がる?
僕は傘にしかなれないから
ただ願うしかないんだ
『雨はいつ上がる?』
僕はいつも待っている
並んだ影が伸びる日を
柔らかい風がそっと追い越した
君の笑顔に出会うため
その雨が早く上がるように
『雨はいつ上がる?』
ご感想など頂けたら幸いです✨
ご興味ありましたら、是非YouTubeにて曲もご視聴ください‼️
https://youtu.be/SHaiHUD5hyU
YouTube内検索『謳うワンコ 雨はいつ上がる?』で出ると思います。


komichi
私の闇に響く
祈りに似た安らぎ
全生命力をかけて
世界を詠う


komichi
手書きの文字で想いを伝えることが減った世の中ですから貴重な取り組みで、私は大切に思っている。
私は頂いたカードは名刺ホルダーに入れて、大切に保存している。宝物だ。
長く取り組み続けているが、考え方いろいろで、あなたからのありがとうはいらないと書いたカードを突き返されることもある。突き返された私のありがとうをシュレッダーで処理する悲しみを味わい、この悲しみを胸に抱きながら人と向き合い、仕事と向き合う。
だからこそ普段から言葉を大切にして生きている。


ファジィな痛み
PSY・S[saiz]

komichi


トークトーク
橋本絵莉子 & 波多野裕文

komichi
迷いながら歩いてきた
誰かの放つ言葉に支えられ
孤独を写す窓ガラスが開く
瓜二つの人がいて
同じ想いで待っている
死を意識しながら
詩を詠み、志を抱いた
湧き上がる悲哀を
愛の火にくべて、深い闇を照らす
きっと必ず良いことが待っている
漠然とした誰かの囁きが私を生かした
それは私にかけてくれた言葉
それは私に行ってくれた行為
愛憎の深き呪縛に絡めとられて
真っ逆さまに落ちることを防いだ
遠い誰かの幸せを祈り
身近な大切な人たちの幸せに心血を注ぐ
迷っただけ選択肢になり
困っただけ経験になり
泣いただけ強くなり
私は私を捨てて
無邪気で愚かな私を受け入れた
#詩
#詩人


ナチュラル〜「ショパンへの3つのオマージュ」より(清塚信也)
清塚信也

天才芸術家
落ち葉舞う季節にも出かけるし、
雪の降る季節も出かけるの。
いつまでも。
でもね、
あなたのせいなの。

ちゃきん
これがこれとあれにわかれ
これとあれの間には多少の涙が流れ
これとあれがこれとあれとそれにわかれ
これとあれとそれの間にも少なからず涙が流れ
でも本当は
これとあれとそれの間には深い友情があり
これとあれとそれはいつでも一緒なのだろう

komichi
自分は誰かに守られているという感覚があって、それは妻であり、父であり母であり、身近な人であり、亡くなった祖母や友人だったり、地域の方々だったり、住んでいる地域の自然だったり、太陽や月だったり、過去の自分だったり、様々なものが私を、この世界に引き留めてくれるアンカーになって、ふわふわとしがちな魂の居場所を作ってくれている。
私の魂はほんの一分であり、あっけないものだと思っている。だからほかの人の魂も、きっと同じだと思っている。だからこそ、自分の存在も周りの人たちの支えであり、何かのバランスを保っている一要素であったり、この世界にとってもかけがえのない存在に違いないと思っている。
年齢を重ねるごとに、自分の背景で様々な者たちが力を貸してくれて、私の知恵になっている。だから、きっといつか死を迎える時が来て、あの世に行っても、私の存在が何かしらの支えになり、誰かの拠り所となると思っているので、真摯に人生に向き合うことを続けていきたいと思っている。







LIFE (feat. bird)
MONDO GROSSO

Silky _Dog
[verse1]
空の向こうに夢が飛ぶ
見上げる明日よ光を落とせ
夢が刹那の色だとしても
褪せることなく瞳の奥に
[pre-chorus 1]
we are dancing in the time together
we are walking through the time alone
[chorus1]
僕たちは時の旅人
愛(いと)し合う君別れゆく君
全てはあてなき旅路の中に
ただ歩きやがて消えゆく
[verse2]
水のほとりに風が吹く
草よ花よ静かに歌え
恋が路傍の花だとしても
刻んだ想いは胸の中
[pre-chorus 2]
we are dancing in the time together
we are walking through the time alone
[chorus2]
僕たちは風の旅人
わずかな時を並びてそよぐ
全ては果てなき旅路の果てに
何かを見つけ刻むため
[bridge]
長い旅路も終わりを迎え
君は振り返る事だろう
どんな色が見えるのだろう?
どんな音が聞こえるだろう?
[chorus3]
僕たちは時の旅人
終わらぬ時をひととき歩く
全ては答えを探すため
ただ歩きただ探し
何かを刻み 消えてゆくため
YouTubeにMVアップしてます、良かったら聴いてみて下さい!
『謳うワンコ 時の旅人』と検索して頂ければでるかと思います!


komichi
どんな方にも神様は生きる力を必ず備えさえてくれていて、時代が開花させたり、名伯楽が見出したり、厳しい現実と向き合い対話していく中で発揮したりする。
諦めたることはない。決して。
想い叶わぬなら、別の花が咲くこともある
一つに固執することなく、幅広く見渡す中で、意外な道が隠されている。
足元には一輪の花が咲き、宙には星が光っている。ヒントがたくさん転がっていて、全ては自分の思い方次第で味方になって、見守ってくれていることを知る。


Honeysuckle
orange pekoe

komichi
修司はこれっきり二度と会えない恋人を見つめるような目で、弥生を見つめていた。弥生はこの世に男性は修司一人しかいないというように、修司を見つめていた。
修司の孤独を癒やせるのは、弥生しかいなかった。孤独は孤独でしか癒せない。弥生もまた、これまで孤独を抱え生きてきた。
弥生の孤独は修司の孤独を癒やしていた。結ばれるべくして結ばれたと少なくとも修司は感じていた。そして、弥生もそう感じてくれているという強い確信を持っていた。
目を閉じていても、耳が聞えなくても、本当は良かった。街の喧騒も、車のクラクションも、聞えなかった。触れ合っていられる距離にいれば。
唇と唇を重ねあった。修司の薄い唇にぴったりの、弥生のぽってりとした厚みのある唇だった。唇と唇の凸凹が、決められた鍵と鍵穴のように快楽や歓びを引き出す、代わりのきかない唇だった。時が経つのも忘れ、永遠とも思える時間だった。
冬の匂いと春の匂いの交わった、少し冷たい風が吹いていた。
弥生のほかに何もいらないと修司は思った。男性がほしい、名誉や地位や財産すらも価値のないもののように思えた。弥生のことしか見えなかった。
弥生のような女と出会えて、全てをつかさどる神様にすら嫉妬されるような気がした。そう囁くと、彼女は目を瞑って、自ら唇を重ねてきた。月に照らされた頬は、病的に白く透き通り美しかった。
頭上のミモザの花は狂ったように咲き、月明かりに照らされてキラキラと輝き、春の嵐に翻弄されて揺れていた。


moonlight
moumoon

komichi
誰にも気づかれない優しさで包みこむことだけが、それを拭い去ってくれる。ふかふかのタオルでも、綿や絹の織物でもなく、やぶれかぶれで汚れを拭う雑巾のように、しみったれた手垢に染まったしつこい汚れに向き合う。
押し込められた感情の影を闇に解放して、そっと語りかけながら、言葉を添えていく。自分さえ気づけない想いが見えてくる。そうすることで、心の深いところに沈んだ冷たい本音に温もりを届けることができる。


ペパーミント・ブルー (EACH TIME 40th Anniversary version)
大滝詠一

komichi
丸ごと受け止めて、美しく見える切り口で表現できる美学を持った人間でありたい。何か残すべきことがあるなら、ひっそりと陰で支えて、輝く人を育てたい。そのためにも冬越しする春の花を育てる冬の心を持つ人でありたい。


春の気配
畠山美由紀

komichi
祖母は囁くように良之に話した。誰にも言ってはいけないよと言いはしないが、そんな無言のメッセージを良之は祖母の語りかける瞳の輝きから感じた。
「そして自分で考えたおまじないを和紙に筆か万年筆で書き込むんだよ。開けごまでもいいし、座右の銘でもいい。好きな詩の一説でもいい。自分の最も深い心の中にある言葉を書くんだ。そして花咲く前の桜の枝にそっと結わえるんだ。桜の花が咲く頃にはたくさんの花見の客が桜を見に来る。酔っ払った人もいれば風流な人もいる。桜は名残り惜しむ事なく風に散って、その跡は無残だ。虫がつくから人に嫌われてぽいっと捨てられる。桜の花が散って、若葉がさんさんと太陽を浴びる頃、自分の結わえた和紙が人からむしられる事なく、風に持っていかれる事なく、桜の若葉の中で風に揺れていたら、人差し指でなぞった人とお前が結ばれる。桜の木は淋しがり屋だから桜の花が散った後に見に来てくれる人の願い事を叶えてくれるんだ」
祖母は最後まで言い終わるとにこやかな笑顔で良之を見つめた。それは自らが実行し確かな手応えを得た実感のある自信に満ちた笑顔だった。
桜には不思議な力が宿っていると言う。その力を信じて、大切に樹を見守る者に力を貸してくれる。祖母は祖父と一緒になるために、その力を借りたのだそうだ。


桜色舞うころ
中島 美嘉

ぽやん
春のくちびる 名残のせ
誰かの想いを たっぷり
載せて 揺れてた
少しだけ 回り道
たぶん 逢いたかった
そっと ひとりで
散りそびれた花びら
時間(とき)のすき間に
挟まって
止まりかけた 心の時計
くすぐるように 動かして
「癒されたい」なんて
声にするほど 強くない
でも この静けさに
寄りかかって みたくなる
まだ咲いてた 牡丹桜
ねぇ 見てるかな
こんな春の うしろ姿を
そっと そっと 見送るように


たいが
今日もお湯を沸かすだけのキッチンの前で溜まってる課題に追われてる。
やっと自信がついたと思ってもダサい自分にまた呆れ果てる。
今日もやっぱり人並みになってない自分にがっかりして言い訳ばっかりして
こんなの出来なくたっていいやって言ってるけど本当は嫌って分かってる

ちゃきん
幾度も
目が覚める
あさい夢
流れぬ時間
青黒く映る天井
青白い窓
雨音
肌に感じる晩冬の空気
春の内包
わずかな緊張
なにかの予感

🌠Vega🫧
汚れだと
気づいてしまうと
滋味深さや
表裏や
芸術が
色褪せてしまいそうで
寂しさを覚える
しっかり
心を味わい尽くせば
みえる世界もある
出逢っては別れ
別れては出逢い
それでも
ほっとする存在は
大切なんだ
#ひとりごとのようなもの


Pilgrimage
青葉市子

藤乃🥀🦋
さよならアラサー!
こんにちはアラフォー!
誕生日の詩をあげてみる


箱庭
天野月子

manacuba
春になったら、空気中に見えない天使がいる。
知ってる?雪が溶ければ、新緑があなたを祝福してくれる。
眠りの中で、遅ない頃の思い出がよみがえる。
絵本を買ってもらった懐かしい本屋に夢の中で行きました。
爽やかな道をまっすぐに歩けば、キミに会えるかな。


🌠Vega🫧
掬った手のひらから
無情にも
こぼれおちていく
掴めず
流れおちていく
その
無常さこそ
慈悲のようで、、、
#MementoMori


無常 (Live)
S.H.E

(枇杷)

ちゃきん
真冬に入る一歩手前
喫茶店にて
氷のたっぷり入った水が運ばれてきた
(沈黙)
この給仕さんの想像力についてしばらく考えてみる
または人生経験について
(沈黙)
寛容になってみる
体感温度が少しあがった気がした

花織
月が可愛かった🌙
チラチラ見惚れつつ
ゆらゆら心揺れつつ
甘い悲しみに寄り添う
アマレットの美味しい夜
#三日月


アマレット
さとう。

(枇杷)

Wolke
近付くなにも変われてないのに
#Tanka #短歌

花織
ほろ酔いでふらりと散歩
もう地虫が鳴いてるね
優しさに抱かれたように
気持ちいい


夜にダンス
フレンズ

(枇杷)

Wolke
分かりやすくいてさよならのために
#Tanka #短歌

Wolke
冬の吐息の白はむなしくて
#Tanka #短歌

天才芸術家
砂浜にポツンと1人でいる青年。
ギラギラと照りつける太陽と
さぁさぁと小さく鳴らす海、
うるさいセミの鳴き声。
青年はそっと涙を流した。

🤯頭ぱんく侍🌈
抱かれたいと願ってる
深い谷底 叫んでも
誰にも届かぬ遠吠え
こんなはずじゃなかったと
一番自分が知っている
それでも癒やしの泉が
どこかにあると信じている
重い鉄枷をはめたまま
みなもに揺れる幻想を追う
暗い星の狭間でもがき
光を探す愚か者さ
こんなはずじゃなかったと
強く閉じたまぶたが痛い
それでも消えない灯火が
どこかで僕を待っている
この先は地図にも無い
無表情な標識が言う
それでも燃えるガソリンが
どこかへ僕を連れて行く

Wolke
灰のダイヤは痛く硬くて
#Tanka #短歌

Wolke
僕のとなりは君以外が良い
#Tanka #短歌

GrEeD
4月の雨は桜を散らし
川面を漂う花びらがただ愛しい


🤯頭ぱんく侍🌈
そんな問いに戸惑うくらい
確かな鼓動を感じれてない
このままじゃ駄目なんだと
乾いた涙が教えてくれても
溢れる気持ち抑えられない
だから今、眠る君じゃなく
起きてる時の間に会いたい
抱きしめて口づけを届けて
愛してるって掛け合いたい
今から声を失うとしたら?
それでも何も生まれない程
最近の僕は凡庸に生きてる
終末の鐘の音を掻き消す様
滾った炎みたいに叫べたら
溢れる気持ち抑えられない
だから今、滅ぶ命じゃなく
生きてる光に照らされたい
抱き留めて何処にも逃さず
愛してるってささやきたい
それが今、持ち得るすべて
何も捨て置かない道を選び
抱き留めて何処にも逃さず
信じてるって口に出したい

Wolke
柔軟剤の種類を変えた
#Tanka

天才芸術家
さあさあと流れる川のすぐそばで
2人の男女が手を繋いで歩く。
楽しく談笑する訳でもなく、
睨み合ってる訳でもない、
小さく微笑み合う。
セミや魚が音を立ててそれぞれの道を進む。
そんな森だ。

あぶく🫧
魚達は形を変える
それは醜く強い命の美しさ
私もきっと

陽炎
周回軌道
目の前に巨大な壁がありました
その先へ進んでいくためには
どうしてもその壁を越えないといけません
しかし 運動神経皆無で高所恐怖症のわたしには
とてもその壁をよじ登ることは不可能です
果てさて 困ってしまいました
近くにはしごのようなものはないかしら
もう少し わたしでも登れるくらい
低くなっているところはないかしら
ウロウロ ウロウロ 右往左往と立ち往生ばかり
そのうちに抜けられそうな場所を見つけ出します
良かった助かった
高い壁をよじ登ることもしなくて済んで
これで先へ進んで行くことができます
できるはずです
その巨大な壁をうまいこと回避できた気になって
壁の向こうのその先へ 進んで行けてるような気になって
あるとき ふっと気づくのです
眼前には 相変わらずあの巨大な壁が
まるで嘲り笑うかのごとくに立ちはだかっていることに
ずっと抜け道をみつけた気になっていたけれど うまく壁を越えられた気になっていたけれど
それはただ そんな気になっていただけで
実はずっと ただその巨大な壁の周辺を
ぐるぐる ぐるぐる
廻り歩いていただけだったということに
だから人生
どんな途を選択したとしたって
結局は 今いる場所にたどり着いてる
どの道この道 周回軌道
そういうのをつまり
運命って呼ぶんだきっと

Wolke
もっと気楽に言えただろうか
#Tanka #短歌

陽炎
ことばのあや
頑張らないことを頑張るってさ
結局頑張るってことじゃんね

GrEeD
キミの答えは 明日来るの?
#短歌

komichi
手書きの文字で想いを伝えることが減った世の中ですから貴重な取り組みで、私は大切に思っている。
私は頂いたカードは名刺ホルダーに入れて、大切に保存している。宝物だ。
長く取り組み続けているが、考え方いろいろで、あなたからのありがとうはいらないと書いたカードを突き返されることもある。突き返された私のありがとうをシュレッダーで処理する悲しみを味わい、この悲しみを胸に抱きながら人と向き合い、仕事と向き合う。
だからこそ普段から言葉を大切にして生きている。


ファジィな痛み
PSY・S[saiz]

甚二衜一
ベビーベッドから手を伸ばす
届かない事を噛み締めて
涙を流して癇癪を起こす
もう立ち上がれば取れるほど
成長しているというのに

甚二衜一
へこたれて萎びていても
単なる未成熟の雑草
ただ枯れるまで
高い草達の根元の影に隠れて過ごす
それでも
雨粒より小さな虫達の世界では
僕は体を大きくみせていられるから

ぽやん
春のくちびる 名残のせ
誰かの想いを たっぷり
載せて 揺れてた
少しだけ 回り道
たぶん 逢いたかった
そっと ひとりで
散りそびれた花びら
時間(とき)のすき間に
挟まって
止まりかけた 心の時計
くすぐるように 動かして
「癒されたい」なんて
声にするほど 強くない
でも この静けさに
寄りかかって みたくなる
まだ咲いてた 牡丹桜
ねぇ 見てるかな
こんな春の うしろ姿を
そっと そっと 見送るように


としゆき
参照せよ

ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ミヒャエル・ハラース & Slovak Philharmonic

甚二衜一
身を削ってでも谷の景色を一望したいのか
はたまた不本意ながらも
流れに身を任せているのであろうか
もし彼らに抵抗する術があったなら
流れに抗い斜面を駆け登って行くだろうか
彼らが勝ち取れなかったものを
この身に多く持ちながらも
怠惰のまま転がり落ち続ける己こそ
きっと石の体に向いているのだろうと
定まらない視界で
山の頂上を見据えながら思う

甚二衜一
何も気に留める事無く花を踏み荒らしながら
蝶のカップルを追いかけた
体を無理矢理大きく広げて
美味しい空気を取り込んでいた
青い背景に誰かが置いて行った綿アメを
一つくらいは吸い込める気がして
いつもより肺を大きく膨らませた
満足が追いつかないほど
楽しさを追いかけた
フカフカで柔らかそうな砂浜を
体が欲して大の字になった
後頭部を強く打ち
酸っぱい排気ガスの匂いが鼻をつんざく
轟々と鼓膜を揺らす雑音
夢の欠片も無い
石の地面に寝そべる自分を
鉄の箱が静かに見下ろしていた
今ではもう全てが小さく見える

陽炎
果報は寝て待て
あとどれくらい寝て待っていたら
幸福とやらはやってきてくれるのでしょうか
私のことなど気づきもせず
素通りしてしまったりはしないでしょうか
やはりただ寝て待ってるだけじゃダメなんじゃ
こっちから動かなければ
向こうからやってくるなんて
ありえないんじゃないでしょうか

陽炎
明日は明日の風が吹く
そりゃそうでしょうけど
心配したってどうにもならないって
わかっちゃいるけどやめられないとまらない
なるようになるって
なったためしがないから
やめられないとまらない
かっぱえびせんなんでしょうに

としゆき
#おすすめの音楽垂れ流し計画 #ヘヴィメタル
#無料掠奪


Mouth for War
パンテラ

陽炎
無償
子どもを愛さない親はいない
なんていう嘘で
世界をコーティングしないでください

陽炎
生き方試験
生きることにもし試験があるとすれば
きっとボクは落第するに違いない

陽炎
本当
あなたにとっての本当と
わたしにとっての本当は違うんだと
今更ながら知った夜

陽炎
プライバシー
幸福か不幸かなんて
そんな個人的なこと
他人からごちゃごちゃ云われたくない

としゆき
愛が夢幻のものであったとしてもそれは現実の愛である事に間違いはなく、
従って認識が自身のみの世界を彩り自身の情緒を形成する
それ故にそれがどんなに歪んでいても愛であると認識しているならばそれは愛であり、
また愛はそもそも人間としては異常なものなのである

愛の夢 第3番 変イ長調, S. 541
辻井伸行

としゆき

Let It Feel
Headwreck

陽炎
点と線
あのね
しあわせって点だと思うの
線ではなく点
持続可能なもの つまり線ってのは
もはや日常でしかなくって
瞬間 心が明るくなったり
飛び跳ねたくなるくらい
ウキウキウォッチングだったり
優しいあったかい気持ちになったり
ホッコリ癒されたり
そういうのを多分きっと
しあわせって呼ぶのよ

陽炎
線
ここから入っちゃダメだからねって
ある日突然 線を引かれる
子どものときだけかと思ったら大間違い
大人だって社会だって
平気で引くんだから
ここから入ってくんなって線

陽炎
シーソー
シーソーってのは
互いの信頼がなければ出来ない遊び
もしも自分が上にいるとき
相手が退いてしまったら
疑えば疑うほどに恐ろしい遊び

陽炎
もういいよ
かくれんぼで云う
もういいよ には
ふたつの意味があるんです
ひとつは
わたしを探して見つけに来て
っていうのと もうひとつ
わかったよもう関わらないよ
最初から邪魔だったんだねさようなら
っていう

知育
数えはじめる輪郭のはっきりしない手で
数え切れない嗚咽に揺りかごみたいな躰
数え終わって愛し逢えれば
数えおわった愛し方とか

陽炎
夜の道
陽も落ちかけた 誰もいなくなった公園の
ユラユラ揺れるブランコと
置いてけぼりの砂の城
鬼さんこちら 手のなる方へ
鬼さんこちら 手のなる方へ
ひとりぼっちの影ふみ遊び
追いかけても追いかけても
逃げていくばかりの自分の影
鬼さんこちら 手のなる方へ
はやく来て来て 捕まえに
鬼さんこちら 手のなる方へ
手のなる方にはなにがある
西の空には折れそな三日月
ぽつんとひとつ
淋しくなんかないよ
なんて強がりは 二度と口にしません
勝ってうれしいはないちもんめ
負けてくやしいはないちもんめ
あの子がほしい
あの子じゃわからん
相談しましょ
そうしましょ
勝ってうれしいはないちもんめ
負けてくやしいはないちもんめ
あの子はいらない
あの子じゃわからん
相談しましょ
相談 いらない
いらない子はあたしです
かごめかごめ
かごの中のトリは
いつまでたっても出会えない
よあけのばんにつるとかめ
すってんころりんころがって
いたいよいたい
うしろの正面 だれでしょね
うしろの正面 だれでしょね
ケンケンパッパ ケンパッパ
待ちあぐね 待ちくたびれて ケンパッパ
いつの間にやらあたりは夜で
青白い街灯 灯りだす
ユラユラ揺れてる影法師
どうか家路を照らしてよ
あたしを待つ場所 照らしてよ
迷子の迷子の仔猫ちゃん
あなたのおうちはどこですか
捨て猫預かり場所ならここですよ
おまわりさんはわらいます
おまわりさんはわらいます
誰も見つけにこないかくれんぼ
もういいかい まあだだよ
もういいかい もういいよ
どんなに叫んでみたって
こだまするのはただ 自分の声ばかり
もういいかい もういいかい
まあだだよ まあだだよ
もういいかい もういいかい
もういいかい
頭上にはいつの間に
折れそな三日月
ぽつんとひとつ

なまち
低く潰した丸い月が空に架かる夜
指の隙間から見たホラー映画より怖くって
こんな夜はおそらく昔から何度もあった
帰りの遅い毎日でやっと気づいただけ
連続していくだまし絵みたいに
隙間なく嵌る生活に
寂しさなど入る余地はない
満ち足りている 足らせている
子供の僕よ さようなら
広すぎる余白をさまよい歩いた
涙や笑顔を探しに行った
あんな散歩はもうできない
スピードのついたテトリスのように
世界が動いて捌いていく
自分から起こす受動性が
生きがいになるなんて
大好きな曲を聴く時間さえ勿体なくて
心のテープに焼き増した
思い出を食べて生きている
子供の僕よ さようなら
地球の一回転など意に介さず
幾度も無駄を楽しみ返した
あんな時間は選べない
自分から動くまでもないくらい
世界が役割を与えてくる
仕方なく続く受動性が
生きがいになるんだぜ
#ポエム #自作詩

としゆき
我々すべてを

Disciple
スレイヤー

Huh???猫
感情を出さないでください


ブリード
Meshuggah

komichi
誰にも気づかれない優しさで包みこむことだけが、それを拭い去ってくれる。ふかふかのタオルでも、綿や絹の織物でもなく、やぶれかぶれで汚れを拭う雑巾のように、しみったれた手垢に染まったしつこい汚れに向き合う。
押し込められた感情の影を闇に解放して、そっと語りかけながら、言葉を添えていく。自分さえ気づけない想いが見えてくる。そうすることで、心の深いところに沈んだ冷たい本音に温もりを届けることができる。


ペパーミント・ブルー (EACH TIME 40th Anniversary version)
大滝詠一

陽炎
あたし時々おもうの
伝わるか伝わらないかっていうのは
なにを云ったか が問題なんじゃなくって
とどのつまり 結局は
誰が云ったか が問題なんじゃないかって

陽炎
人間喜劇
人生なんてコメディーだよ
そうだろ
ひっくりかえせば
何もかも笑えちまう
不幸だって?
ごまかしちゃいけないよ
人間喜劇には最高のネタ
あっちフラフラ
こっちフラフラ
酔っ払いが街を行く
真実なんてものを知るのが
誰も怖くてたまんないから
ホラ 見て
向こうの方でバカがひとり
ヘンチクリンな歌を歌ってる
人生なんてコメディーだよ
そうだろ
ひっくりかえせば
何もかも笑えちまう

陽炎
【この惑星で楽しみたいこと】
詩を通じて、詩人さんたちと交流できたら嬉しいです😊
よろしくお願いします

としゆき
コンビニスイーツをついつい買ってしまう
その行いが
あなたの血栓を
終わらせる

決戦は金曜日
DREAMS COME TRUE

としゆき
失う喜びである

ジュ・トゥ・ヴ -おまえが欲しい-
ウォン・ウィンツァン

GrEeD
一番深く傷ついてると思うでしょう?
わかるよ 誰にでも優しくして欲しい
目が合った人全てに声をかけられたい
だからいつも物足りないんだろ
絆創膏みたいに張り替えて終わりなら良いけど
縫うまではその寂しさは終わらない
気付けよ ちやほやされたいだけの自分に

あやめ(路傍の詩人
今はほどけない
ずっとあなただから
その手が好きなのではなくて
今も情けない
ずっと私だから
この手が好きではないのだから
繋いでいく気持ちに
今ほど好きになったことはないの
ずっと光でいてくれる
ずっとあなただから
今ほど苦しくなったことはないの
ぐっと光が離れてく
グッと躓いてしまう
解けない気持ちだから
その手が好きなのではなくて
ずっとあなただから

GrEeD
何処まで歩きたいのだろう
ぬるいウイスキーは空になり
狭い天井を見上げるだけ
飲み干せば楽になる薬もただの御守りで
なんの覚悟も決められぬまま
結局優しい言葉が欲しいだけ

Wolke
灰のダイヤは痛く硬くて
#Tanka #短歌

GrEeD
ただ息をするだけの毎日
自分を理解する人を求めども
わかったふりをするだけ
木漏れ日の中、少し眠りたい
覚めない眠りに

komichi
どんな方にも神様は生きる力を必ず備えさえてくれていて、時代が開花させたり、名伯楽が見出したり、厳しい現実と向き合い対話していく中で発揮したりする。
諦めたることはない。決して。
想い叶わぬなら、別の花が咲くこともある
一つに固執することなく、幅広く見渡す中で、意外な道が隠されている。
足元には一輪の花が咲き、宙には星が光っている。ヒントがたくさん転がっていて、全ては自分の思い方次第で味方になって、見守ってくれていることを知る。


Honeysuckle
orange pekoe

GrEeD
踏まないようにそっとベンチに座る
雨が降る前は落ちた花も美しくて
独りで見るのを悔やむばかり
駆け足で去ろうとする春は
いつ死んでもいいと思う気持ちに似てる
せっかく貰った合鍵も無駄にしちゃうけど
いつ来ても良い訳じゃないなら、なんの鍵かわからないもの

戦士の末裔
皮膚の裏から蛆が這い出てきている
鏡を割った
足の裏にガラス片が刺さる
不快だ
腹いせに窓を叩き割った
隣人がこちらを見ていた
笑顔を浮かべていた
蛆がはみ出していたので
首にガラスを突き立てた
いい気味だ
ざまあみろ
転がった人形に吐き捨てる
無我夢中に部屋の物を壊した
もう戻ることはできない
首に縄をかけて椅子を蹴った
いい気味だ
ざまあみろ
と
ガラス片に映る自分が笑った気がした

戦士の末裔
私になりたい
俺になりたい
オイラになりたい
あたしになりたい
自分はいらない

知育
温度が横切って縺れる足
よこめに流れるあなたが
顔を落とす映像
やっと復活した言葉で
すべてさらうから

戦士の末裔
両手を貫いて聞こえてくる
心臓からの叫び
臓物に本能を注ぎ込んで
満たしても封がされる事はない
鼓膜をつんざく金切り声は
正常な思考を狂わせる
胸の中で暴れ喚く鼓動のように
私もまた見境なく
絶叫を響かせながら壊して行くのだ
この世に存在する化け物に惑わされぬように

GrEeD
切ったせいか縫ったせいかわからない
ただ、妙な場所で妙なスイッチが入るだけ
24時間後にと、心を決める朝の7時

komichi
貧乏ならばそれを楽しみ題材にし、痛みや悲しみは作品にくべる薪として考え、才能ある人と自分を比べることをやめた。私は私の茨の道を歩めばいい。
才能がない事が新しい才能であり、既出の製品をなぞらえる必要はない。泥団子から作った手垢に染まった土くれに、これでもかと薪をくべて朱に染まる火にかけて、歪な私の形を作り上げればいい。
遥か彼方にある光の誠実な輝きを、愚かな人間だからこそ、賢くないからこそ、手を伸ばしていく。
なんでもない一日をドラマティックにドラスティックに捉えて、たゆまずに進んでいく。傷だらけになることを厭わず、真っ直ぐに真っ直ぐに。


You I'm Thinking Of
Relish

Wolke
僕のとなりは君以外が良い
#Tanka #短歌





