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これまでに受けた批判。

・阿南惟幾陸軍大臣は表向き本土決戦を主張していたが、内心では終戦を望んでいた。だから、そもそも本土決戦など起こるはずがなかった。

⇨それが世間的な認識だとは思いますが、大戦史の研究をする人は、小説や映画だけでなく、小説や映画が参考にした基礎文献を読む必要があります。例えば、「GHQ歴史課陳述録」には、終戦の聖断が下った直後、阿南惟幾が陸軍将校に対して戦争継続を教唆したという証言が掲載されています。

・日本政府は、原爆投下以前から終戦の方法を模索していたのだから、原爆投下がポツダム宣言受諾に決定的な影響を与えたとは言えない。

⇨天皇や首相が終戦派だったからといって、ただちにポツダム宣言を受諾できるとは限りません。実際、ポツダム宣言が発表された当初、日本政府は、本土決戦派が多数を占める陸軍の存在を無視し得ず、ポツダム宣言を黙殺しました。その後、受諾までに、約三週間の時間を要しています。
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林三郎大佐は1945年8月14日午前の会議終了直後に、阿南惟幾に次のような相談を持ちかけられたことを証言している。

「最後の相談だがお前の意見が聞きたい。終戦の聖断が下ったのであるが情報によると、東京の近海にアメリカの大きな輸送船団が来ているということである。今それを叩いてから終戦に持って行く考えはどうだろうか」
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阿南の秘書官だった林三郎は「阿南サンは常に二重人格を備えて居たことは事実である。当時私は絶えずそう感じて居た」と証言しているが、確かに、阿南は一筋縄ではいかない人物であるように思える。阿南は終戦の聖断が下った後、林や池田にクーデターの話を持ちかけ、実際クーデターが起こると、同じ口で「(クーデターを起こすなら)阿南を斬れ」と言っている。
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