2023年5月からの半年、能登半島にある病院の緩和ケア科で研修することになった女性看護師が主人公。5章それぞれ、1人の末期癌患者の最期に寄り添うストーリー。緩和ケアの目的、選択の判断など医学的な見解もありながら、また残される家族や友人との関係についてもリアルに描かれる。1人1回は必ず訪れる死だが、その死に方を選べる時代になったことで、能動的に向き合うことが必要なのかも。初体験でベストな選択が出来るよう、事前に勉強しておきましょう。#読書