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昨日、転居前の家にこどもたちとお別れを告げてきました

長男は
生まれてから6歳の誕生日
小学校入学式まで

次男は
生まれてから3歳の誕生日
年少さんとしての園生活スタートまで

私のわがままで
急に5月半ばにお別れ、転居するまで
あの家は







彼らの世界全てでした







築年数は50年を越え
虫は入り放題
日当たりは悪く
猫が荒らした部分は放置
お風呂はシャワーでため
玄関は狭く
2階、キッチンの半分、洗面所は荒れ放題で封鎖され

およそ子を育てるには不適当な家でしたが
(全て私の管理不足)









廊下ではキャッチボール
駐車場では水遊び
フリスビーもしたね、と長男


そうだね、たくさんの思い出がある
楽しく走ったり
飛んだり

怒ったりもしたけど
ボロボロだけど

2人が育った家だね、と私

うん、と次男







荒れ果てた家の玄関に3人で立っていた時

次男は緊張していつもと異なり
手をぴっと伸ばし気をつけ姿勢

長男も家の中をじっと見ていた







目が合った次男は
目に涙を浮かべていた









「気をつけ!」、とわたし

2人もぴっと姿勢を正し

「ありがとうございました!」

「ありがとうございました!」







私たちは

人生の区切りをつけた








私のせいなんです

私が全て悪い

身の丈に合っていない賃料の戸建てにペットのためと無理に入居し

管理を怠り荒れ果てさせ

小動物はおろか猫も飼い殺しし

家を支えられるほどの収入を得られず

自分の愚かさを相手に押し付け

挙句自身の基準に満たないと価値観を押し付け

親として不適当、見ていたくないと駄々をこね
子どもを押し付けて離婚

新生活の5月という時期に急に別居








どうしようもなく

愚かな父親です。

ここでは素敵な父親と言ってくれる人もいますが

相手から見た私はきっとそう映るし

事実だけ見たらそうなるはず








子どもたちが毎週末泊まりに来てくれるのは

私を気遣っているだけかもしれない

こどもたちに負担ばかりかけているのかもしれない















まだ、答えは出ない










まだ、なにもわからない












ただ、1つの世界を終わらせた
GRAVITY1
GRAVITY6
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