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ササミ小路ムネ熱

ササミ小路ムネ熱

自分の偏った思い込みを最適化するには、振り子の振れ幅を少しずつ下げていくしかないと思っている。

例えば「理想の母(父)親」や「男(女)らしさ」。

もしそれが苦しみに満ちている。即ち、振り子が極端に振れていて、重力に逆らって支え続けなければならないならば、重力に逆らう必要が無い状態、即ち、振り子が垂直にぶら下がっている状態を目指せば良い。

「ある方向への大きな偏りを打ち消すには、反対側に大きく振れる必要があるが、その大きさは元の偏りの大きさを超えてはならない」

このルールに従えば必ず、「理想の母(父)親」、「男(女)らしさ」と、「悪夢のような母(父)親」、「全然男(女)らしくない個人」の間の、振り子が極端に振れていない自然な状態に行き着く。

従って、「理想を優先する」と「利己的な欲求を優先する」の間を、「幅」を意識しながら何度も繰り返し行き来すれば良い。

この時注意が必要なのは、言うまでもなく「振れ幅」のメタ(俯瞰)意識だ。

もっと重要なのは、「振り子が垂直にぶら下がっている状態」が、実は自分が思っているのとは全く違う位置、パッと見では明らかに「極端に振れて」いるように見えることもあるということだ。

この二つを認知するために、できることはたった一つ。

振り子を何度も振ってみれば良い。

その回数が多ければ多いほど、平均への回帰が起こりやすくなるからだ。
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