「Sticks and Stones」というゲーム。実は30年くらい前に、その時家にホームステイしていたオーストラリアの人からもらったもの。当時まだ私は小学生になりたて。もちろん、英語なんて読めない。ルールもわからない。だから30年、「思い出箱」の中で眠っていた。最近息子の様子を見てて、「そういえばこんなゲームがあったな…」と思い出して発掘してきた。といっても思い出箱は私のテレビの台になってる簡単に取り出せる。中にはゲームボーイとかマイクロカセットレコーダーとかあるぜ!それはさておき、このゲーム、ネイティブアメリカン発祥とされている。今では差別用語である「インディアン」という表記がされているがそれは仕方ない。ルールは簡単。中に入っている棒を一人3本持つ。背中の後ろとかでその内何本片手に持つか決める0〜3本、自由だ。そして一斉に出す。そして順番に全員が持っている棒の総数を推測して言う。この時、あり得ない数字を言ってはならない。例えば2人プレイで自分が0本の時、相手は3本までしか持ち得ない。よって総数は4本以上にはなり得ないので0〜3本までしか言えないのだ。そして次の人はその人が言った数と必ず違う数を言わなければならない。他の人がいても同じ。全員別の数字を言う。そして、言い終えたら一斉に手を開き、本数を当てた人が、真ん中の石を一つ取る。これがポイントとなる。次のラウンドでは当てた人から先に言う。もし全員不正解なら、前のラウンドで先に言った人からスタートだ。それを繰り返して、キリのいい所で終えて石を最も多く持っている人が勝利だ。ね?簡単でしょ?(ボブ先生)でもこれがなかなか奥深い。ブラフなどの技術も要求される。なにより棒と石があればできる。なんなら草でもいいし、石がなけりゃ地面や紙に書いてもいい。対戦ゲームってのはこういうのでいいんだよ最近のはルールを複雑にすればいいと思ってるカードゲームなら効果の適用順番とか。こういうので、いいんだよ。