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マサヤス龍之介

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岸辺🏝️自由研究  ♯ 11

蓄音器 1️⃣1️⃣

 
ピクトローラ VV1-90 日本ビクター製 1929年頃 オルソフォニックサウンドボックス仕様 1丁ゼンマイモーター オートストッパー付
米ビクター設計のものだが、製造は日本ビクター社が行った。サウンドボックスなど重要なパーツはアメリカ製が使用されている。設立からわずか1年で製造された我が国初の本格的卓上蓄音器であり、記念碑的作品として誇れる逸品である。
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岸辺🏝️自由研究🧪  ♯ 16

#蓄音器


ピーターパン   英国製  1920年代

 1丁ゼンマイモーター  マイカ・サウンドボックス  
 ポータブルよりさらに小さい「豆蓄音器」。
 その専門メーカーの英ピーターパン社のユニークな蓄音器。
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岸辺🏝️自由研究  ♯ 9

蓄音器 9️⃣

 HMV 104 1930年頃
 英グラモフォン社製  No.5Aサウンドボックス仕様 1丁ゼンマイモーター オートストッパー付  
 電気録音時代になって登場したHMVのコンパクトな卓上蓄音器。以降、広く流布して同型モデルが各社からも量産されて、レコードと蓄音器は売上を拡大したきっかけになった画期的モデル。
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岸辺🏝️自由研究  ♯ 4

蓄音器4️⃣


EMG Mark.X トラベリング・モデル
         EMG社 英国 1930年頃製造

 ホーン口径74cm EMG製No.1サウンドボックス
 2丁ゼンマイモーター オーク材仕上げキャビネット パピエマシェ製ホーン
 
 ホーンを中間で二分割出来るスペシャルモデル。接合部を補強の効果か重心の低い、しっかりとした音が好評ですぐに買い手が付いたと聞く。
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岸辺🏝️自由研究🧪  ♯ 15

#蓄音器


グラフォフォン 1905年製

 3丁ゼンマイモーター仕掛け 最大2分の蝋管蓄音器だった。 
 グラフォフォン社は後のコロムビア社に発展していく。エヂソンの最大のライバル社だった。
 
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岸辺🏝️自由研究🧪  ♯ 13

蓄音器1️⃣3️⃣


HMV 102 1940年代

  英グラモフォン社製  HMV No.5Bサウンドボックス仕様  1丁ゼンマイモーター仕掛け
 オートストッパー付き

 ポータブル蓄音器の傑作 日本でも国産同型器が普及した。家具調の高価な調度品の概念を打ち破り、蓄音器を外出先にも持ち込めるアクティブなアウトドアアイテムに変革させた。その発想は戦後のウォークマン、引いてはサブスクリプションに繋がる重要な音楽ライフスタイルレボリュートの起点となった。
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岸辺🏝️自由研究🧪  ♯ 3

 #レコードの星

蓄音器3️⃣

 HMV 203
      英国グラモフォン社製 1928年
 4丁ゼンマイモーター オートストッパー付き
 マホガニー仕上げキャビネット 金属部:金メッキ
 
 蓄音器の頂点とも云うべき、名器。
 英国グラモフォン社の至宝でもある。

つづく…。
レコードの星レコードの星
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岸辺🏝️自由研究  ♯ 10

蓄音器🔟 
      Columbia 710 1928年製

 米コロムビア社製 ジュラルミンサウンドボックス仕様 12インチターンテーブル 3丁ゼンマイモーター
 米国コロムビア社の当時の最新鋭蓄音器。スピーカーの両側はレコード収納棚になっている。アメリカでは家具メーカーとして名高いブランズウィック社がそれまではシェアが広かったが、音響面ではコロムビアの方に、軍配が上がる。
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岸辺🏝️自由研究  ♯ 5

蓄音器 5️⃣


EMG Mark.Xb
   
       EMG社製  英国 1930年代 
ホーン口径 76cm EMG No.1サウンドボックス
コラーロ2丁ゼンマイモーター オーク材仕上げキャビネット パピエマシェ製ホーン
アクスティック再生はエレクトリック再生に勝る、の信念のもと巨大なホーンを案出させた。
 
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