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りゅう先生

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営業職。 年に1000人くらいと関わる生活をし 同時に分析も行っているからか もはや心が簡単に読めてしまいます 今後は占い師と怪しいセミナーで 一発当てようかと考えてます 偉そうに先生と付いてますが インパクトを持たすためで 教員免許はありません
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幸福と不幸  (今回も長いです‥)


僕は面倒くさい奴なので無視してもらっていいんですが、前にこう考えたことがある。

「幸せになりたいなー
あれ、でもなんで当たり前のように幸せでいたいと考えるんだろう、幸せってなんだろー」

結論から言うと僕は今、すごく幸福になりたいとも不幸になりたいとも考えてない

質素倹約、慎ましく生きていくことにしていて、それを納得し、ある意味幸福に感じてる。

それ以上でもそれ以下でもない。


なぜ人は当たり前に、幸せになりたいと考えるんだろう
そんな疑問、持ったことありませんか?
ありませんよね‥

例えば

ある人が幸福な未来の実現のため
東大生になりたいと思った。

つまり東大生になることが目標ではなく
幸せになることが目標、ということ。

もし東大に落ちてしまった場合、挫折を味わい
不幸な人生を迎えるかもしれない。

逆に受かった場合、成功ではあるが
それを以て幸福と呼べるものではない。

つまり
合格しなければ不幸な感情を持つ状態。
合格しても、幸福になっていない状態
となる可能性がある理不尽なほどのローリターン。

そのハイリスク・ローリターンは
合格後も螺旋のように続くだろう。

幸せになるために行動しているのに
「幸せになりたい」という漠然とした
それでいて満たされることのない壁が存在することで
絶えず不幸になりやすい状況を生み出している


「私は不幸だ。」と思っている人は、
そもそも何をもって幸福とすべきか、を
わかっていないようにも思う。

超人でもない限り、得られるものなんて
たかが知れているのだから
もっともっとの欲望マインドは
不幸を量産する癌になる。

何かに依拠するのでなく
自分の中にこそ幸福があれば良いのでは。

自らが幸福Makerに。。
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りゅう先生

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客「私は高望みなんてしませんから
AとBがあれば十分です。」

りゅう先生
「なるほど、ではAとBが揃っていれば
あとは何でも良いということですね。」

客「いや、さすがに何でも良いという事はないです。Cは最低限欲しいです。」

りゅう先生
「では、A,B,Cが揃ったものをお出しします。
これはいかがでしょうか?」

客「うーん、いいんですけど‥
ここはもう少しこうがいいです。」

りゅう先生
「そうしたらA,B,CとDが必要ということですね。あとは大丈夫ですか?」

客「はい、すみません。
あ、これいいですね。費用はおいくらですか?」

りゅう先生「こちらです。」

客「あー、ちょっと金額が思ったより高いですね‥
もう少し安いところはないでしょうか?」

りゅう先生「例えばBを妥協頂ければ、こういうのがありますよ。」

客「いいですね。ただBがなくなるなら
FとGを追加でお願いします」

りゅう先生「‥それではこれでいかがでしょうか?A,C,D,E,F,Gが揃ってます。」

客「かなりいいですね!でもやはりBは妥協出来なそうなので、ちょっと検討したいです‥」

りゅう先生「かしこまりました!」
(結局A,B,C,D,E,F,Gがマストじゃねぇか!)

そんな闘いの日々。



ちなみにEとはなんだったでしょうか?
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りゅう先生

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帰り道


(土曜は乗客が少ないので
運がよければ座って帰れるな)

そんなことを考えていたら
電車が到着。

キーーーー
プシューー
ガラガラガラ

電車内に乗り込むやいなや
辺りを見回した

案の定、いくつかの空席があり
難なく座ることが出来そうだが‥

でも今日は座るのはやめておこう。
傘が邪魔だしな‥

揺られること数十分後
ガタンゴトン―――次は―――〇〇駅。

キーーーー
プシューー
ガラガラガラ

到着した。

扉が開き、駅のプラットフォームへと
足を伸ばす

ヒンヤリした空気が全身を伝う
吐く息は白い
向こうには、薄っすら雪明かりが見える

(おー綺麗だなーー。)

列に従って進んでいき
改札を抜ける

見慣れたマイタウンに帰ってきた。

散り散りになっていく人波
いつもより少し足早に見える

僕は周りを一瞥し
濡れた傘を広げた

歩道橋の上、雪混じりの景色がとても綺麗で
ふと、足を止めた。

耳や手が悴(かじか)んでいることも忘れ
ほんの数秒、無心の時間が生まれた。

雪を見るのは久しぶりだったから
殊更そう感じさせたのかもしれない

(こんな瞬間もたまにはいいなー。)

そしてまた歩みを進め
家路を急いだ。

そして家に辿り着く時、
思い至ったひとつの結論がある。






「いやーーー明日も雪か、まじ嫌だわ‥‥」
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りゅう先生

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未来への投資


ふと思うことがある。

お礼や、挨拶、感謝の言葉は何故伝えるのか。
言わないと無礼者とされるような慣習に
慄(おのの)いているだけかもしれないけど。

世界中、挨拶のない国はないくらいに
人間関係において必須のコミュニケーション。

もはや口癖のように言ってしまうものだけど、道徳を学ぶ前から、言わなければならないものとして当たり前に認知してきた。

答えはたぶんたくさんあるんだろうけど
僕は、「未来への投資」
と考えることにした。

挨拶することで、次の挨拶が言いやすくなるよね。
言えば少なくとも、相手が不快に思うことはないよね。
気まずくないよね。

例えば今日会って、また明日会う。
投資で言えば短期的なものなので
大きいリターンはないのかもしれない。
でも大損もしない。

もしそれが3,4年ぶり、10年ぶりと間が空いて再会したとき
その挨拶は時間を飛び越えて大きなリターンとして、作用しうる。

‥のかもしれない。

別に金くれって訳じゃないのだけど。
少しでも好感を持ってくれたら楽ですよね、お互いに。

ネットでもリアルでも
相手が血の通った人間なのであれば
お礼や挨拶は、いかなる場合においても
必要な作法として捉えています。

逆に、投資に見合わない人だと判断したら
損切りしちゃいます、割と容赦なく
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りゅう先生

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「なかなか彼が結婚に前向きになってくれません。どうすれば彼と結婚できるでしょうか?
どうしたら結婚したいと思わせる女になれるでしょうか?」
という相談が目につく。

毎回思うこと。

女性側に問題がある場合ももちろん
ゼロではないと思いますけど
大抵の場合、
「結婚する気のない人」を選んでしまっているだけ

例えば野球選手に対して、
「引退して私と一緒に暮らそう」って
言ってるのに近い。
野球選手はこう思うだろう。
「俺はまだまだやれる。」

女性にモテる男なんかは特に
結婚=引退
みたいな感覚を持ってる人も多いと思う。

逆に女性は
結婚=ステップアップ

女性が幸せの階段を登ることに
幸福を感じるから
男性の躊躇や、やり過ごしの態度に
戸惑いを感じる
終いには自分のせいなんだと責め始める

この場合の結婚へのルート
・相手が引退するのを待つ
・切り替えて結婚願望の強い男性を選ぶ

(引退するのを待つっていうのは
猫のように首輪だけつけて紐をつけず
自由にさせて、遊び疲れてお腹空いたら
家に帰ってくるみたいな感じ)

このくらいじゃないかなと思います。

どちらも女性がそこまでして
選ばない可能性が高いのではと思います

結婚願望高い男性って、したくてもできない
モテてない人が多いですから。

つまり
現在という軸で100点の人を選べたとしても
中長期的な軸では赤点の可能性あり、
ということ。

それは悩むよなー
結婚って、難しいねー
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りゅう先生

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決断を決定的に後押しするものは
人の声援などではなく
期限だ。

だけど、その期限の法則すら超越しそうな
「無知蒙昧であり、臆病であり、強欲な人」
について文章にする。

例えば、車を購入したいと思った1人の男がいるとする。
期限までに買わないと、資金繰りが厳しくなるため、必ず買わないといけない状況、とする。

期限の到来より、
だいぶ前に決断する者もいれば
当然ギリギリまで決断できない者もいる。

それぞれのパターンの利害。

早く購入した場合
決済が早すぎる(支払いが早くなる)
試乗出来ない恐れがある、というデメリットを負うが
手に入れられないというリスクからは解放され
他者との商品競合を回避しつつ
希望の車にありつける可能性が高い

ギリギリまで決めなかった場合
当然良いものには競合があり、希望の車が
購入出来ない可能性、
期限までに必ず手に入れられるという担保が
得られない、というリスクがあるが、
決済(支払い)は遅くなり、試乗も出来る。

今回は、後者のギリギリの期限の場合においてのケース。

ギリギリまで決めない理由にはいくつかパターンがあるが、最も多いのが自分の理想が高すぎるというもの。

期限の到来が近づいているにも関わらず
その理想は曲げられない。

良い車はあらかた売却され、市場に残った僅かなものには満足ができず、
夢遊病のようにフラフラと理想の物を物色する日々。
相当な時間と労力を費やす。

相手の助言にも本心では信じられず、
きっと何処かにあるぞと高を括り
その結果大損するのは目に見えてる。


見兼ねた者は、悩める男にこう助言した。

「他の人は望みのものを手に入れるため
早いタイミングで一定のリスクを負った結果
今は望みの物を手にしています。

例えるなら、遙かに早いことを承知で、
始発電車に座って目的地へ向かったようなもの。
乗り遅れるということがないからです。」

「あなたは最終的に、座れるのかもしれない。
ただもうすでに、満員のピークはとうに過ぎている。

リスクを恐れ過ぎた結果
本来得られる筈だった多くの可能性を
何処かに置いてきてしまった。

そしてあなたが手にいれるものは、
それまで誰も手を出さなかった残り物

⋯⋯⋯ということにならないよう
あなたの幸運を祈ってます。」

男はその日中に車を決めた。


めでたしめでたし
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