2013年公開の『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』。監督は橋本昌和。カスカベ防衛隊の回。ボーちゃん活躍回。OPのねんどアニメの焼きそばが飯テロ級。劇しん史上最も生々しい演技をするしょうがの紅子、誰かと思ったらゲスト声優の渡辺直美ちゃん笑 他の声優陣もグルメッポーイ(声:中村悠一)、キャビア(声:早見沙織)、トリュフ(声:神谷浩史、後のぶりぶりざえもん)と超豪華。やはり声優と作品の面白さは比例する。本作の悪役は人間的な脆さがある点が良き。序盤のカフェの店名がED曲のアーティスト名になっている、中盤のちょっと異質な湯浅政明のアクションシーン、終盤のドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」をオマージュした紅子が旗を掲げるカットに注目。ソース is LOVE!好きなタイトル3位!#映画 #本日の映画 #クレヨンしんちゃん #浦沢義雄 #うえのきみこ
2012年公開の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』。監督は増井壮一。野原一家の回。20周年記念作品。後半ワープシーンでキューブリックの2001年宇宙の旅のパロディあり。ノーコメント。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #こぐれ京
2011年公開の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』。監督は増井壮一。野原一家の回。全体的にブリブリ王国(1994)のようなタッチでありながら、どことなくトッペマのような雰囲気のレモンや、マカオとジョマに次ぐ憎めない悪役ナーラオとヨースル(叶姉妹テイスト)などキャラデザはヘンダーランド(1996)へのオマージュを感じられる作品。過去作一有能な助っ人キャラ、家政婦のイツハラさんは必見。ミッション:インポッシブルのTVシリーズである"スパイ大作戦"が表題に入っている通り、BGMやお決まりの「このメッセージは5秒後に消滅する」演出など随所にオマージュが見受けられるのは嬉しい。また途中で唐突にキューブリックのシャイニングのパロディが挟まる(しかも絶叫するしんのすけの1カットが入る)シーンや、こだわり抜いた音響効果など、映画ファンなら一層楽しめる内容となっている。好きなタイトル暫定5位タイ。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #こぐれ京
2009年公開の『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』。監督はしぎのあきら。臼井儀人先生が制作に関わった最後の劇場版。冒頭シーンを挟まずOP曲からスタート。科学技術のみが発展し、デストピアとなった春日部で、大人になったオラ達に出会える作品(一部を除く)。30本以上あるクレしん映画の中でも屈指の背景の細かさと世界観!!(多少ジブリっぽさもある)オトナ帝国に次ぐマジモードのしんのすけに目が潤む。タミコ(声:くぎゅ)も徐々に味が増してくる感じがいい。そして前作の野生王国でも感じたことだが、この監督のボーちゃん愛が凄い!よって"ボーちゃん活躍回=当たり作"という方程式が完成。もちろんシロとひまわりの登場シーンもいい意味で期待を裏切ってくれる。好きなタイトル暫定4位タイ。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #横手美智子
2009年公開の『クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国』。監督はしぎのあきら。行き過ぎたECOへの社会風刺的超おばかSFアクション。劇場版暗黒期と言われている不発が連続していた時代の掘り出し物。みさえとの母子愛ばかりが語られがちだが(もちろん製作側もそこを1番見せたいのだが)、注目すべきは始終単独行動をする異質のヒロイン、ビクトリア(声:ゴットゥーザ様)の存在である。全身ブランド品で身を包み、手榴弾や無反動砲を容易に扱い、ピンクのキャデラックやハーレーダビッドソンのサイドカーも乗りこなす。ここまで助っ人キャラを掘り下げて描写しておきながら、実は何もしんのすけ達を助けていない。しんのすけたちは動物化したスキルを使い、常に自己解決していく。ここでは書ききれないがこの作品では、ボケの手数、丁寧な伏線回収、光と影の演出と見所が尽きない。山寺宏一演じる四膳守や、ララガーデン春日部を忠実に描いたババガーデン春日部、しんのすけがお宝にしてるアクション仮面シャンプーの行末にも注目して欲しい。好きなタイトル暫定4位。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #静谷伊佐夫
2008年公開の『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者』。監督は本郷みつる。劣化版ヘンダーランドみたいな雰囲気で惜しい。安っぽいCG(しかも長い)とディズニー映画っぽい要素を取り入れて新しさを出そうとしているが、中だるみしてて見事に滑っている。キャラデザもこれじゃない感。雲黒斎の頃のキレはどこへ……。クロ可愛かったけど、それならシロをもっと活かしてあげた方が良かったのでは。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #本郷みつる
2007年公開の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ歌うケツだけ爆弾』。監督はムトウユージ。所々10倍速で視聴。ゲスト声優の采配ミスが目立つ。やっぱこの監督は合わない…#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #やすみ哲夫
2006年公開の『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!』。監督はムトウユージ。クレしんでは唯一無二のホラー寄りのSF。得体の知れない何かに日常が蝕まれていく恐怖。類似のテーマとしては『寄生獣』や『アンダーニンジャ』や『デデデデ』や『光が死んだ夏』などが浮かんだ。トップ5には入らないけど隠れた名作。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #もとひら了
2005年公開の『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ3分ポッキリ大進撃』。監督はムトウユージ。初見は衝撃すぎて3分で視聴。ウルトラマンをクレしんで表現したらこうなりました。野原家を私物化し弄んだ罪は計り知れない。唯一の見所は序盤のみさえの日常シーン。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
2002年公開の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』。監督は原恵一。野原一家の回。オチが印象的すぎて、堪えながら視聴。又兵衛がしんのすけに金丁を教えるシーンめっちゃ好き。BGMもオシャレで改めて映画らしい映画だと実感。時代考証学的にも"竹の盾"や"石礫"や"刈り働き"の描写は貴重だとか。野原家の車がタイムスリップの舞台装置にもなり、戦の武器にもなり、廉姫への想いを表現するメタファーにもなる。原監督と京アニが世に送った神作の一つ。好きなタイトル堂々2位。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #原恵一
2022年公開の『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』。監督は橋本昌和。天カスででクレしん「らしさ」の消滅を危惧していたが、本作は王道で一安心。30周年記念作品に相応しく、しんのすけ誕生〜成長の回想シーンや珍しくしんのすけが涙するシーンなど見どころも多いが、要素を盛り込みすぎてまとまりがなくなってしまっているのが勿体ない。似たテーマの雲黒斎・戦国大合戦と比較しても悪役に大義がなく、見劣りする。終盤は忍びの里だけで物語を完結させた方が面白かったはず…。風子や博士との関係性をもっと深掘りして欲しかったし、花江さんの無駄遣いには笑った。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
2021年公開の『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』。監督は高橋渉。カスカベ防衛隊の回。キービジュアルからは想像もつかない程のコナン風ミステリー×青春モノ。キャラデザもよく、全体的に大人でも楽しめる内容だったものの、クレしんである必然性があったかは疑問。これまでも劇場版は何でもありだったけど、5歳児らしさはどこか残っていたはずなのに。最近は数字が欲しければここまでやっちゃうのか…一石を投じる作品。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
2016年公開の『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド』。監督は高橋渉。カスカベ防衛隊の回。ヤスケンの名演が光る。脚本に劇団ひとりも参加したことで、通常よりもシリアスなストーリー展開となっている。シンクロニシティを解説したり、小惑星に変身するボーちゃんからは目が離せない。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
2014年公開の『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』。監督は高橋渉。野原一家の回。久々に聞く藤原啓治さんの声が刺さる。2人のひろしを通してアイデンティティとは何かという難解なテーマに挑んだ作品。みさえがロボ無視して生身のひろしに駆け寄っていくシーン、ひろしの人格が死ぬシーンはエグいものがある。ギャグシーンとの塩梅もよく、好きなタイトル堂々2位。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
2018年公開の『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』。監督は高橋渉。カスカベ防衛隊の回。矢島晶子さんが演じるしんのすけは本作が最後で感慨深い。内容についてはコメントが浮かばない…#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
2019年公開の『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 失われたひろし』。監督は橋本昌和。タイトル通り野原一家の回。やっぱOPは粘土だよね。この監督、カット割りが超絶うまい。ストーリー展開も一切無駄がなく、めちゃくちゃテンポが良い。キャストも大塚芳忠、銀河万丈、大塚明夫、悠木碧と超豪華。仮面族の村で地獄の黙示録を彷彿とさせるワンシーンあり。あいみょんの野原家を歌ったハルノヒで涙腺崩壊。オトナ帝国と1位タイかも。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
2020年公開の『クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』。監督は京極尚彦。タイトル的にかすかべ防衛隊回かと思って観てたら良い意味で裏切られた。ニセななことななこお姉さんの声優が同一、ぶりぶりざえもんの声優がいつの間にか神谷さんに変わってたのが衝撃。あと公園のブラをしたカンガルー像は何かの伏線だったんだろうか…#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
1997年公開の『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』。監督は原恵一。大好きなオカマ回。相変わらずテンポは抜群。珍しくしんのすけの兄としての成長が見れる良作。キャラ立ちが格好良く、七人の侍が観たくなってくる。#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
昔から気になってた『地獄の黙示録』やっと観れた!燃え盛るナパーム弾とドアーズの軽快なThe Endやワーグナーのコントラストはサイケデリックでいい意味で狂ってた。ただ結局フランシス・フォード・コッポラは何を伝えたかったのか。テーマが掴めず手放しで称賛は出来ない作品。#映画 #本日の映画 #戦争映画
『シャイニング』、途中までは面白かったのだが、だんだんシェリー・デュヴァルの演技にイライラしてきて最後は早回しで雑に観てしまった。やはりホラーは向いていないと再認識。ダニーとダニーのセーターの可愛さが見所。