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ざえもん

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2011年公開の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』。監督は増井壮一。野原一家の回。全体的にブリブリ王国(1994)のようなタッチでありながら、どことなくトッペマのような雰囲気のレモンや、マカオとジョマに次ぐ憎めない悪役ナーラオとヨースル(叶姉妹テイスト)などキャラデザはヘンダーランド(1996)へのオマージュを感じられる作品。過去作一有能な助っ人キャラ、家政婦のイツハラさんは必見。ミッション:インポッシブルのTVシリーズである"スパイ大作戦"が表題に入っている通り、BGMやお決まりの「このメッセージは5秒後に消滅する」演出など随所にオマージュが見受けられるのは嬉しい。また途中で唐突にキューブリックのシャイニングのパロディが挟まる(しかも絶叫するしんのすけの1カットが入る)シーンや、こだわり抜いた音響効果など、映画ファンなら一層楽しめる内容となっている。好きなタイトル暫定5位タイ。
#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #こぐれ京
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2017年公開の『クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』。監督は橋本昌和。野原一家の回。キービジュアルからしてまったく期待していなかったが、意外と良かった作品。シリリの声、村瀬歩かと思ってずっと観てたら沢城みゆきで衝撃。花嫁(2010)では老いたひろしとみさえが登場するが、本作では若返った2人と赤ん坊になったしんのすけが暴れ回る。25周年記念作ということで、ハイグレ魔王(1993)のフィギュアや交番内のポスターにロボとーちゃん(2014)の段々原、長崎の市街ではアミーゴ(2006)のBGMに併せてB級グルメ(2013)の健さんとグルメッポーイが、ヒッチハイクのシーンではヤキニクロード(2003)のダットサントラックのゲイなどの歴代キャラが友情出演。こういう作品を跨いだ演出はめちゃくちゃ嬉しい。恐らく他にもそれらしき気配があったが、見逃してしまったので2周目も楽しみ。
#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #橋本昌和
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2009年公開の『クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁』。監督はしぎのあきら。臼井儀人先生が制作に関わった最後の劇場版。冒頭シーンを挟まずOP曲からスタート。科学技術のみが発展し、デストピアとなった春日部で、大人になったオラ達に出会える作品(一部を除く)。30本以上あるクレしん映画の中でも屈指の背景の細かさと世界観!!(多少ジブリっぽさもある)オトナ帝国に次ぐマジモードのしんのすけに目が潤む。タミコ(声:くぎゅ)も徐々に味が増してくる感じがいい。そして前作の野生王国でも感じたことだが、この監督のボーちゃん愛が凄い!よって"ボーちゃん活躍回=当たり作"という方程式が完成。もちろんシロとひまわりの登場シーンもいい意味で期待を裏切ってくれる。好きなタイトル暫定4位タイ。

#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん #横手美智子
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2022年公開の『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』。監督は橋本昌和。天カスででクレしん「らしさ」の消滅を危惧していたが、本作は王道で一安心。30周年記念作品に相応しく、しんのすけ誕生〜成長の回想シーンや珍しくしんのすけが涙するシーンなど見どころも多いが、要素を盛り込みすぎてまとまりがなくなってしまっているのが勿体ない。似たテーマの雲黒斎・戦国大合戦と比較しても悪役に大義がなく、見劣りする。終盤は忍びの里だけで物語を完結させた方が面白かったはず…。風子や博士との関係性をもっと深掘りして欲しかったし、花江さんの無駄遣いには笑った。

#映画 #本日の映画 #アニメ映画 #クレヨンしんちゃん
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2021年公開の『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』。監督は高橋渉。カスカベ防衛隊の回。キービジュアルからは想像もつかない程のコナン風ミステリー×青春モノ。キャラデザもよく、全体的に大人でも楽しめる内容だったものの、クレしんである必然性があったかは疑問。これまでも劇場版は何でもありだったけど、5歳児らしさはどこか残っていたはずなのに。最近は数字が欲しければここまでやっちゃうのか…一石を投じる作品。

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2011年公開の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 黄金のスパイ大作戦』。監督は増井壮一。野原一家の回。全体的にブリブリ王国(1994)のようなタッチでありながら、どことなくトッペマのような雰囲気のレモンや、マカオとジョマに次ぐ憎めない悪役ナーラオとヨースル(叶姉妹テイスト)などキャラデザはヘンダーランド(1996)へのオマージュを感じられる作品。過去作一有能な助っ人キャラ、家政婦のイツハラさんは必見。ミッション:インポッシブルのTVシリーズである"スパイ大作戦"が表題に入っている通り、BGMやお決まりの「このメッセージは5秒後に消滅する」演出など随所にオマージュが見受けられるのは嬉しい。また途中で唐突にキューブリックのシャイニングのパロディが挟まる(しかも絶叫するしんのすけの1カットが入る)シーンや、こだわり抜いた音響効果など、映画ファンなら一層楽しめる内容となっている。好きなタイトル暫定5位タイ。