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マサヤス龍之介

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2024年の阪神タイガースと名将 野村克也6️⃣

 ヤクルト監督時代は田畑、辻、高津、飯田、金森、吉井現千葉ロッテマリーンズ監督 阪神監督時代には田村、遠山、成本、新庄剛志現日本ハムファイターズ監督 楽天イーグルス監督時代には小倉、山崎武司、小山、鉄平らが野村からの打診や助言で再生活躍している。阪神時代の新庄は外野手だったが、肩が非常に良く野村は投手に転向させるべくブルペンで投球練習をさせたエピソードは当時話題になった。結局はさせなかったが。王貞治は荒川博と言うコーチの助言で一本足打法に目覚め世界の王になった。イチローも仰木監督と言う不世出の名監督と出会いあの特異な振り子打法を編み出し、大リーグの舞台でも活躍した。新庄は振る舞いも派手で
 野村克也のヤクルト監督時代はID野球と呼ばれてデーター重視の作戦、選手に読書を推進したりしてその代表格が、名捕手の名を欲しいままにした古田敦也だった。古田はそれを実践しID野球の申し子とまで言われたが、意外なほど野村克也に私淑していた訳でも無さそうだ。
 古田は個人指導まで受けて野村から有り余るほどの指導を受けたが、多分野村からの指導を100%享受したわけではあなく、自分の中で野村の教えを評価しそしてそれを生かし、自分流のものに変容させて成功したのだと思う。
 そして先の野村の山崎武司に対する教えは、現在の阪神タイガースの選手に当てはめるとすれば、佐藤輝明への打撃指南論として、そのまま通用するであろう。宮本への指導はそれこそ中野に当てはまる。野村克也の功績は語り尽くせない。捕手時代のつぶやきのエピソードや捕手出身らしい独自の野球論など。野村は幸い生前、数多の著作を出版している。阪神タイガースと言うチームについての悔恨や暴露まで、など。死しても尚、それらから学べる彼の著作物はビジネス論や社会学、人身掌握術などに必ずや活かせる。読書の秋に野村克也の著作を読んで啓示を享受するのも良いだろう。

参考文献:「それでもプロか!」/野村克也著
          ベースボールマガジン社

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