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マサヤス龍之介
#グラビティJAZZ部
デュークエリントン5️⃣
さて、デュークエリントンを紹介するコラムと思いきや、あまりデュークのことに触れず終いなので書き手自らも少々、消化不良気味である。
デュークはバンドリーダーと云う側面でとかく語られがちだが、実は彼は天才的な作曲者でもある。服部良一なんかにしてもそうなのだが、いい作曲家と云うものは曲想が湧くときには、オーケストラの音で聞こえて来るらしい。デュークにしろ服部にしろ、共に編曲も出来る作曲家だったせいもあるだろう。デューク語録として有名なのは"私の楽団は私の楽器だ"と云うものだが、楽団を楽器と見立てるのは、ものを見る視点がそれだけ広かったのであろう。1943年にバンド期待のホープ、 ビリーストレイホーンが新加入し、早速手掛けたのが♫Take The A Train でこの楽曲はすぐにバンドテーマに採用されたが、この曲は戦後'51に吹き込まれたアルバム"UP TOWN"に収録されベティロッシュをVo.に添えた長尺Ver.の方が出来がいい。ブラスの響きが重くスロウに鳴り自分は埼玉県に居るのに、あたかもマンハッタンのど真ん中に佇んでいるかの様な錯覚に陥る。初期の作品は圧倒的なジャングルサウンドが特徴的だったが、荒々しい中に甘く匂うようなパフュームのような甘酸っぱい気分にさせてくれた。♫イーストセントルイス・トゥードゥルウー
や♫コットンクラブストンプ ♫ミスティーモーニン ♫ブラックビューティといった黒人文化と猥雑さを融合し洗練されたサウンドで表現された正にエリントンミュージックとも言えるものだった。特にその音楽の核とも言えるのがクラリネットのバーニービガードだろう。彼もエリントンバンド外での活躍が目立つが、エリントン楽団には戦後すぐに離れてサッチモとビリーホリデイの共演で有名な映画『ニューオーリンズ』にも客演した。しかし彼の最大の偉業は1931年に作曲した♫ムードインディゴ であろう。副題に「死にたくなる気分」とある様に、この上なくブルーなナンバーだ。そのクセ、メジャーキーでクラリネットによく合う。さすがバーニービガードの作った曲だけはある。'85にフランシスフォードコッポラ監督で作られたエリントンサウンドを現代に蘇らせた映画『コットンクラブ』でも、EDで使用された。




ザ・ムーチ

愛🗝🌙*゚🩷ᩚ
しかも今日は何食べても美味しく感じなくて。
酸っぱい気分ってことでところてんに梅干しいれたやつを食べておる😂
#酸っぱい気分


k-two
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マサヤス龍之介
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