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そういえば今月の23日に、文學界で連載されていた砂川文次さんの「越境」がいよいよ出版されます。
あの話題作「小隊」から10年後の北海道を描いた作品で、ある程度のリアリティを踏まえつつ、地獄な近未来日本を描いています。
あらすじにもある通り、北海道に侵攻したロシア軍が本国から切り捨てられ武力勢力化し、そして対峙していた自衛隊（北部方面隊）はロシア軍との戦闘における法令違反等を問われ、命を賭けて戦ったのに国から処罰の対象となり、なんやかんや武装勢力化したロシア軍残党と北海道（日高山脈以東、滝川以北）を実行支配した世界線です。
そのヘル北海道で日本政府側自衛隊のヘリパイロットがふらふら彷徨う話で、作者は北海道に恨みでもあるのか？とでも言いたくなるような地獄っぷりが最高です。
とりあえずみんな予約しようね。