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ともぞう
おはようございます。埼玉県春日部市の朝です。脈絡は全くないけれど、講談社現代新書の『日本哲学入門』…面白そうやなぁ。
哲学って難しいイメージあるけど、まぁ難しい…(笑)でも楽しいよねぇ。何と表現したらいいのか良くわかないけれど、考え方の間口が拡がるって言えばいいのかなぁ…。そんな気がする。
さてはて、今日はどこに飛ばされるかなぁ…案外ここら辺りにとどまってるかもやけど、とにかく今日も精一杯1日頑張ります❗
本日も1日よろしくお願いいたしますm(_ _)m画像は昨日のお昼ごはん。久々の山田うどんさんの日替わり定食✨

Adorn

アメジスト
読書しました。
歴史学者という病
本郷和人 著
講談社現代新書
東京大学史料編纂所教授を務める著者が自叙伝を語りながら、歴史学についての持論を述べていく内容となっています。
平安時代の宇多天皇の時代以降、日本では国史の編纂を行わなくなってしまいましたが、東京大学史料編纂所では、その宇多天皇の時代から幕末までを対象とするおよそ980年分の歴史をまとめようという壮大なプロジェクトが行われているようです。
著者が担当しているのは、承久の乱から鎌倉幕府滅亡までの時代までを対象とする第5篇で、1251年までの史料を収めた37巻までが、完成しているそうです。
第2章は勉強になりました。
物語としての歴史と学問としての歴史は全く違うとのことです。
歴史学というのは実証を重んじる科学なので、人間の内面にこだわってはいけないそうです。
歴史上の人物の心の中へ分け入り、「当時この人はこんなことを考えていたのだ」ということを語るのは、作家や文学研究者の仕事であって、歴史学を研究する者の立ち入るべき場所ではないそうです。
著者は2025年に65歳の定年を迎えるそうですが、これからの人生を、歴史学という学問の魅力を世間に発信していく、ヒストリカル・コミュニケーターとして活動していきたいとのことです。
自叙伝的な内容なので、著者の人間臭さも垣間見える内容となっていて、著者を応援したくなる気分になりました。
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#歴史
#歴史学
#歴史学者


アメジスト
今日は3ヶ月ぶりにヘアカットをして、さっぱりしました。
読書記録です。
フォン・ノイマンの哲学
人間のフリをした悪魔
高橋昌一郎 著
講談社現代新書
本書は主にフォン・ノイマンの伝記となっています。
ノイマンが子供の頃から数学の天才だったこと。
そのノイマンをもしのぐ同時代の天才たちも次々と登場するので、ノイマンとその時代の西洋の科学者列伝のような内容になっているので、とても面白く読めました。
本書のハイライトはp181~185です。
ノイマンではなく、昭和前期の日本の狂気についてです。
本書の副題の人間のフリをした悪魔というのは、ノイマンよりも昭和前期の日本に当てはまると思います。
日本人の精神の本質は、狂気と無責任体質であると考えるとあらゆることが説明できます。
今の日本人もその狂気を受け継いでいます。
最近流行りのカスハラや無人販売所における窃盗がその一例だと思います。
日本人の本性とはなにかについてまとめた本を出版する人がいれば面白いと思います。
#読書
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#ノイマン
#日本人論


アメジスト
読書しました。
ハイデガーの哲学
『存在と時間』から後期の思索まで
轟孝夫 著
講談社現代新書
難解な本でした。
ハイデガーのいわゆるナチスへの加担については、ナチスとは同床異夢だったことや大学の学長を辞任した時点でナチス批判へまわっていたことはわかりました。
日本にも京都学派の例がありますからね。
どうしても抗えなかった時代性とかもあったと思いますし。
ハイデガーの現代的意義については、今のところは
大衆社会に埋没して自分らしさを失ったあり方への批判
死と向き合いながら一瞬一瞬を大切に生きるあり方
世間には迎合せず自分らしさを取り戻したあり方
ということを学ぶでいいのかなと思います。
#読書
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#ハイデガー
#哲学
#思索


アメジスト
午前中、早い時間に雨に降られる前に買い物行って帰ってこられました。
10分遅かったら、ザーザー降りだったので、ギリギリでした。
読書しました。
日本語の秘密
川原繁人 著
講談社現代新書
言語学というのは、初めて聞きました。
著者が専門としてのは、音声学・音韻論で
⚫︎ 人間が言語音んを発するとき、どの器官をどのように使うのか
⚫︎ 人間が発した音は、どのように空気を伝わるのか
⚫︎ 聴者は、その音をどのように知覚するのか
⚫︎ 人間は母語の音に関して、どのような抽象的な知識を持つのか
というような問題を研究対象としているそうです。
本文は対談式となっていて、短歌は韻を踏んだり、音の響きを大切にしていること、ラップの韻を踏む法則のようなもの、声優の声の演じ分けはどうやるかなどを分析しています。
「あかさたなはまやらわ」の並びにも発声法に基づく理由があることの分析もしています。
言語学というのが、なんとなくはわかった気になる内容になってます。
#読書
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アメジスト
読書記録です。
今を生きる思想
エーリッヒ・フロム
孤独を恐れずに自由に生きる
岸見一郎 著
講談社現代新書
フロムの思想の概要について、大まかに解説した内容となっています。
印象に残ったのは
p26の
ヒューマニズムの原理とは
(1)人類は一つであるという信念、つまり、人間的なものでわれわれ各人に見出されないものはないという信念
(2)人間の尊厳の強調
(3)人間が自己を発展させ、完成させる能力の強調、さらに、理性、客観性、平和の強調である
人類は一つとは、誰もが同じ人間性を持っており、一人の人間が全人類を代表しているということである。
p27の
われわれが皆一つであるのは本当だが、われわれ各人が独自の存在であり、それ自体が一つの宇宙である。
一人の生命を救う者は誰でも全世界を救ったのと同じだ。一人の生命を滅ぼす者は全世界を滅ぼしたのと同じだ。
p46の
ヒューマニズム的良心は、われわれが懸命に喜ばせようとしたり、機嫌を損なわないようにしようとしたりする権威の内面化された声ではない。それは、すべての人間の内にあり、外部の罰や賞賛から独立したわれわれ自身の声である。
p53
人は自分が所属する狭い集団内部での孤立を恐れる。しかし、人はそのような共同体の一員であるだけでなく、人類の一員でもあるのだ。たとえ自分が所属する共同体の中では孤独でも、人類としては孤独ではない-人類との本当の「連帯」を感じることができる時、社会か人類かという葛藤は、もはや、ない。
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#ヒューマニズム
#理性
#自由


アメジスト
読書しました。
平安京の下級官人
倉本一宏 著
講談社現代新書
著者が9世紀末の『宇多天皇御記』から11世紀中葉の『春記』までの全ての古記録を読み込んで、総花的に様々な事件などのエピソードをまとめた内容となっています。
摂関政治の時代は、暴力的な事件、放火、強盗などが、たくさんあり、疫病も繰り返し繰り返し流行して、本当に大変な時代であったというのが分かります。
上級貴族の屋敷や内裏にも放火やら窃盗やら乱入やらがあり、無法地帯に近い状態であったことが伺えます。
下級役人は怠惰な一方で、51年間にわたって摂関を歴任した藤原頼通は裁決を放棄することが度々。
統治は機能不全に陥っていたのかもしれません。
#読書
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#平安時代
#平安京
#王朝国家


アメジスト
読書しました。
ローマ帝国の誕生
宮嵜麻子 著
講談社現代新書
平民であるローマ市民やヒスパニアの先住民やカルタゴなど、支配される側や滅ぼされる側から描かれたローマ帝国建国史となっています。
属州に対して想像以上に苛烈なことをやって帝国が成立していく過程、帝国が拡大していく中で、逆に貧しくなっていく平民のローマ市民など、下々の人間にとってはたまったものではない時代だったということを改めて認識しました。
カエサルからオクタウィアヌスにかけての内乱の時代も多くの元老院議員が殺されており、血で血を洗う抗争の中で帝国が成立していったんだなというのがよくわかりました。
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#ローマ帝国
#古代史
#支配される側からみた歴史


アメジスト
読書しました。
学び直し高校物理
挫折者のための超入門
田口善弘 著
講談社現代新書
ブルーバックスではなく、現代新書で理系の本が出るのは珍しいですが、面白かったです。
僕は、高校の物理は履修はしなかったので、分からないところはありましたが、いくつかのテーマはとても興味深かったです。
最も興味深かったのは、p144以降のエジソンとテスラの話ですね。
発電機の規格をめぐって、エジソンが推進したのは「直流発電機」、テスラが推進したのは「交流発電機」でした。
最終的には、「交流発電機」が普及してエジソンが名声を失った顛末、「直流発電機」と「交流発電機」の違いが図解されていて、とても面白かったです。
ただ、p164で、テスラは電磁波でエネルギーを送るという無線電力の実現のための事業に失敗して、名声を失ったという顛末がかかれていて、発明家というのは大変な苦労なんだなと感じました。
第3部で、熱力学第一法則というのは、熱と仕事は同じものであり、「熱から仕事へ」、「仕事から熱」へ変換することができ、その間においては、エネルギーが保存されるという意味であるということが、わかりました。
本書は現役の高校生が試験に役立てるような参考書ではありませんが、高校物理の奥深さを十分に感じられることができます。
#読書
#読書感想文
#物理
#入門
#文系向け

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はせ⛩転職
(講談社現代新書)より


はるはや
なんかわくわくするねこういう変なキメラの実験
AOKI R., (2024) Proceeding of the Japan Academy. series B, Physical and biological sciences
本だと、旦部幸博(2017)「珈琲の世界史」講談社現代新書
身近なものの文化史を調べるのが好きだからよく読むんだけど、スタバとかの比較的新しい話も載ってておもしろかった

りょう。
10月の読了本、6冊目は、
『従属の代償』布施 祐仁
/講談社現代新書 980円 ☆☆☆☆
📕✨📕✨📕✨📕✨📕✨📕✨


Sho

間宮
講談社現代新書のジャンル片っ端から購入したいですわ〜


ウルフちゃんゆかわ
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はせ⛩転職
漫画描いたりしてます。描いたものはアルバム欄へ。漫画/アニメ/ゲーム/English/中文/転職/仕事/経済学/海/自転車/最新AI記事/iPhone/iPad/Apple Watch/ノートPC/ガジェット/資格/犬/猫/小鳥/簿記/TOEIC/英検/HSK/メンタルヘルス/心理学/精神医学/健康/温泉/廃墟/アキバ/テニス/卓球/格闘技/美味しいもの/歌/ギター/読書/労働基準法/マジカルアイ
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ともぞう
すみません、しばらくの間は新たなお友達を作っておりません。大好きで大切な思い人がいます。気の合う方と深く、長く、ここでお付き合いしたいです。リアルでの出会いは全く求めていません。ここのみのお付き合いとリアルでの出会いはしっかり切り分けられる大人の方のみお願いいたします。また、投稿以外のプライベートに首を突っ込まれる方…すごく苦手です。嘘、ハッタリの類が大嫌いなのです。よろしくお願いします。
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アメジスト
感性を大事にして、季節の変化を感じる心を大切にしようと思っています。
スマホで風景写真などを撮影するのが好きです。
身近な季節感や楽しみ、美を求めて、言葉の調べを奏でられたらいいなと思っています。
2月生まれなのでネームはアメジストにしました。
誕生日 2月16日。
1980年代生まれ。
身長178cm 体重 62kg(23年3月現在)
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Sho
ゆとり世代の男。ゆるく思いついた事やした事を投稿していきます。加えて皆様とゆる〜く絡めたらなと考えてます。お気軽にお声がけください。自分もできる限りコメントします。
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りょう。
✨💛.•*¨*🌟¸¸°・*:.。.☆✨💛
人生の黄金期(バーベストタイム65-75)を
エンジョイしているアクティブ・シニア😁
🎸🎼🎙🎶🎸🎼🎙🎶🎸
オープンマイクのライブ🎸に出たり、
介護施設に慰問ライブに行ったり、
カラオケオフ会🎤したり、、、
ポケカラのユーザーです。
己書も描いています。
年齢に関係なく、
よりフレンドリーに
さん抜きで、交流してくださいね😊
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