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備えよ、さらば救われん。#為替 #日本経済 #マクロ経済 #経済予測 #公正価格

キャリートレード巻き戻しさらに進行へ、1ドル100円も-BNY
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-08-09/SHXPM7T1UM0W00

1ドル=147円の現在の水準は安過ぎ、適正水準は100円の方に近い
米国の景気後退懸念や日本銀行の追加利上げ観測で円ショート解消

円を調達通貨としたキャリートレードの巻き戻しはさらに進む余地があると、BNYメロン・キャピタル・マーケッツが指摘。円は時間と共に1ドル=100円に向かって上昇する可能性があるとの見方を示した。

  BNYの市場戦略・インサイツ責任者、ボブ・サベージ氏は、投資家はまだ円に対して弱気に過ぎるため、円ショートポジションの解消は続くだろうと指摘。円は1ドル=147円程度の現在の水準では安過ぎで、長期的な適正水準は100円の方に近いとの分析結果をリポートで示した。

  「円ショートの痛手は、数カ月ではないまでも今後数週間は続くだろう。さらなるリスク圧縮が続き、8月は非常に不安定な月になるだろう」と同氏は記した。

  米国の景気後退懸念や日本銀行の追加利上げ観測を受けてトレーダーが円ショートを解消したため、円相場は乱高下した。数日にわたる大きな変動が一段落した今、投資家は次のキャリー戦略巻き戻しが再び市場を揺るがすのだろうか、それはいつ起こるだろうかという疑問から目が離せない。

  円のショートポジションは過去数年間をかけて蓄積されたもので、トレーダーは日銀の超緩和的金融政策を生かして円で借り入れ、他の高利回り資産で運用していた。この戦略は1980年代以来の円安をもたらし、日本当局の介入を促した。

  ブルームバーグが追跡調査している新興市場8通貨バスケットの円キャリートレードは、年初から7月上旬まで投資家に17%強のトータルリターンをもたらしていた。ブルームバーグが集計したデータによると、今回の円急騰で年初来の利益はほぼすべて帳消しになった。
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