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🐷トン

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「人生100年時代」と言われ始めたのは何年前からだろうか?
16年前に4期の大腸がんに罹患した際に、友人から「あなたは100歳まで生きることになってるのよ」と励ましの言葉を受けていたが、内心「突拍子もないこと」だと感じていた。ところが16年経ち、100歳は当たり前になってしまった。彼女の口癖も「あなたは120歳まで生きることになっているのよ」に変更になった。

私は定員30人の高齢者住宅に住んでいるが、60代は私を含め2人だけ。残りの4割が90代と知り驚いた。車椅子は1人だけで、杖もつかない自立歩行が3人。頭もしっかりしていて冗談も通じる。親子ほど年の差がある60代の私が歩行器を使いやっと歩いているのは情け無い限りだ。

私の好きなYoutubeの番組に「年金トーク」というものがある。街ゆく高齢者にインタビュアーが声をかけ、年金生活の実態を教えてもらう人気番組だ。昨年までは70代〜80代の人が殆どだったが、最近は元気な90代がインタビューに答えることが多くなった。1人で歩いている人に声をかけるので、足取り軽く、返答も明快な人が殆どで、年齢を聞いてインタビュアーも驚くばかりだ。

昨日は99歳の男性がインタビューに答えていて、奥様を亡くされたばかりで、一人暮らし。ヘルパーさんの世話にはならず、食事は買って来て食べるとのこと。息子家族は近くにいるものの、其々生活があるから近寄らないと話していた。その息子だって70代の立派な老人なのだから、父親が倒れれば、正に老々介護となる。

さて、今日ナベツネこと「渡邉恒雄」の訃報が大きく取り上げられていたが、98歳で読売新聞グループ本社代表取締役主筆という肩書き通り、バリバリの現役で11月末まで毎日出社し、今月に入って体調崩して入院したものの、亡くなる6日前まて原稿に筆を入れていたと知り驚いた。正に生涯現役の見本みたいなものだ。

明治3年生まれの曽祖父は55で最初の奥さんを亡くした後、60歳で42歳の初婚女性と再婚し、大学で英文学を教えた後も80歳まで翻訳の仕事を続け、寝込むことなく97で天寿を全うした。当時とすればとてつもなく長生きで、経歴にも驚かされるが、何年かすれば、当たり前の話になるはずだ。

働きたい高齢者は山ほどいるので、働く場の確保をお願いしたい。様々なことを経験してきた高齢者ならではの使い方はあるはずだから。
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ゆうき

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渡邉 恒雄(わたなべ つねお、1926年〈大正15年〉5月30日 - 2024年〈令和6年〉12月19日)は、日本の新聞記者・実業家。株式会社読売新聞グループ本社代表取締役主筆。勲等は旭日大綬章。「ナベツネ」の通称で知られ、読売関係者の間では「ワタツネ」と呼ばれていた。株式会社読売新聞社社長、読売ジャイアンツの球団オーナー、株式会社読売ジャイアンツ取締役最高顧問、社団法人日本新聞協会会長を歴任した。日本のプロ野球界に関連する渡邉の伝説は数知れず、自ら「俺は最後の独裁者だ」と語ったとされ、マスメディアにおいて「野球界の独裁者」または単に「独裁者ヒトラー」と呼ばれていることについては渡邉自身が認めていた。他にも「メディア界のドン」「政界の大フィクサー」とも呼ばれた(詳細は後述)。
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