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ガラムマサラ

ガラムマサラ

2025年映画鑑賞第3弾
私は確信する

監督・脚本
アントワーヌ・ランボー

出演
マリナ・フォイス
オリビエ・グルメ
ローラン・リュカ
アルマンド・ブーランジェ

フランス映画は殆ど観ないんですが、前回の「ウィ シェフ」よりAmazon Primeでマサラさんにオススメ映画で挙がってきた作品。

2000年にフランスで実際に起こった未解決事件の「ヴィギエ事件」を題材にした裁判サスペンス。

「真実は小説より奇なり」とはよく言いますが、やはりノンフィクションというのは、当たりを引くと、凄い緊張感と面白みを持ちます。

今作品もまさしくそうでした。

内容は

スザンヌ・ヴィギエが3人の子どもたちを残して姿を消した。数々の証言や疑惑により、夫ジャックが妻殺害の容疑者となる。ジャックの無実を確信するノラは、敏腕弁護士のデュポン=モレッティに事件の弁護を懇願する。次第にこの事件の新たな真実や疑惑が浮かび上がっていく。

というもの。

たまにフランス映画で良質なサスペンスに出会う事があります。ってコレは私の主観です。
少し前に観た「BLACK BOX」もそうでしたね。
観点が面白いなぁって思いますね。

少しネタバレするのですが、この事件に関わる通話記録250時間の通話を文字に起こす。ってところから話が始まります。

この時点で私の興味がそそられました。
ひたすらノラはこの作業を進めていくのですが、この作品中ずっと通話内容が流れます。

少しずつそれに囚われはじめ、そこに執着していくノラ。

事件の真相を知り、暴くのと弁護をする、という事とは大きく違うという事を語っている映画だなと思いましたね。

偏見になりますが、フランス映画の勝手なイメージですが、「料理」と「喫煙」のイメージが個人的には強いんですよね。

この映画でもそうでしたが、女性の喫煙。
これが格好良いんですよね。
タバコを吸いながら、タバコの灰が落ちてゆくってのが、フランス人女性はよく似合う。って完全に偏見です。

それとフランスの年間失踪者数にもビックリしました。

面白かったです
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