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k(CV:五ェ門)
彼は、そのSNSで、親元で暮らし続けていることを疑問視されたとのことで、自分は本当におかしいのかと問いかけていた。
通りすがりの者です。
レイさんにというよりも、自分の考えの整理のため意見させていただきます。
まず、同居の是非についてですが、そこに何らかの評価が生じうるとすれば、同居自体の是非というよりは、生活者としての自立度合に対してだと思います。
親の庇護下にある児童(未成年者)に対して、家を出て一人で暮らせと非難する者はおりません。一方、社会人であれば、自分の生活に自分で責任を負うことが当然視されます。同じ住まいにて共同生活を送るのであれば、住人として応分の負担があってしかるべきでしょう。その責任さえきちんと果たしていれば、同居自体に何ら恥じることはありません。シェアハウスの共同生活者をイメージされれば分かりやすいと思います。
国によっては、家族どころか親戚も含めひとつ屋根の下にて生活するのが当然のところもあります。また、かつての日本のように、経済が右肩上がりであれば、国民に新たな住宅を求めさせるため、親元からの独立をもっともらしい理由として利用することも理解できましたが、貧困化が進む現在の日本で、わざわざ空き室を作ってまで別に新たな住まいを求めさせることには、経済合理性を感じません。
ここからは余談です。私自身のことをご紹介します。
昨年、故郷で一人暮らしをしていた母が亡くなり、母の住んでいた家の扱いについて、現在、相続人である私を含め兄弟間で協議しているところです。
私は未婚で独身です。故あって、数年前に退職し、現在、無職生活を送っています。
生前、母から同居を求められたこともありましたが、当時の私には、様々な理由から今の状態で実家に戻ることは困難に思われ、母の申出には応じられませんでした。そのことは、母と別居ではありながら、私ほど遠方ではない場所に暮らしている兄弟からは、母の死後、「母の面倒を一切見ずにひとり逃げ出した卑怯者」として、非難され続けています。母の相続協議においても、他人が目にすれば眉を顰めるような光景に見えるだろうと思います。
続く

み
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