HG 試作2号機再販品。ABS関節がギッチギチ。ただ巨大なバーニアやシールドを保持するためにかなり関節が丈夫になっている。手首なんかクリック機構あったっけ?ってくらいしっかりしてる。ラジエーターシールドを前に構えて保持できるのはおかしい。肘膝90度、股関節ボールと可動は微妙なもののラジエーターシールドとアトミックバズーカやバーニアのギミックはしっかり再現。バレルの収納はもちろん、さすがに回転まではしないものの盾のグリップでロックされているのも劇中通り。バーニアは先端を折り曲げると中のもう一基のバーニアが連動して露出する。ディテールも細かく、見えないがバーニアの連動ギミック部分にはシリンダー状の造形があったり。武装はアトミックバズーカとビームサーベルのみ。バズーカは基部が柔軟に可動する他スコープも展開可能。砲口内部もしっかり造形されている。サーベル基部は収納可能せ緑の刃が付属。さすがに高出力モードなんかは無し。ただこのグリップ、手首との噛み合いが悪い上に鍔がないのですぐ落ちてくる。SEED頃に流行った台座が付属しているがジョイントが角形なので現代のアクションベース類は対応していない。フルバーニアンを対応させる股関節ジョイントも付属しているが、そもそもこの台座が扱いにくいのでなんとも。シールも結構あるけど色分けは結構厳しい。シールで対応できるのは盾の赤、胸ダクトの黄色、頭部バルカンの黄色、肩バーニアの黄色など。赤部分はシールがメタリックで違和感あるので今回はシールを使わず全部塗装。塗装でも足りないのは膝のマルイチや腰アーマーから露出している部分のグレー、盾ダクトの黄色、バーニア内の赤など。今の目で見ると色分けは結構厳しいけど造形やギミックに関してはしっかりしてる。2号機といえば旧キットが見た目もギミックもクソすぎるのでこれが決定版か。ラジエーターシールドをしっかり保持できる時点で優秀と言うべきかも。
