長めの日記昨晩お邪魔したスペースにて主さんとやり取りをさせて貰った2000年代前半に現れた偽皇族の事件について。当時の報道の記憶とウィキペディアより。事実とは異なるところもあるかもしれん。断絶された旧宮家の末裔を名乗る男とその妻が偽の結婚披露宴を行なったとして詐欺罪で逮捕された事件があった。逮捕されるまでにこの夫妻は皇室を名乗り政治団体を作り、各地で活動していた。某右翼団体の名誉総裁になったこともある。他にもラジオ番組に出演したり、美脚美人コンテストの審査員をやったり(ステージ登場時には「宮家きってのダンディー」と司会者に紹介されていた)。皇族がなんとも微妙なところに顔出してるなあという感想なのだが、先の偽結婚披露宴に出席した有名人の面子が凄かった。ダイヤモンド☆ユカイ石田純一エスパー伊東デイブ・スペクター夫人羽柴誠三秀吉何とも言えない顔ぶれだ。この辺りなら誘いに乗ってくるんじゃね?と言いたくなる絶妙なキャスティング。エスパー伊東はボストンバッグから出てくる芸をやったのだろうか?一時期あのネタで結婚式の余興で引っ張りだこだったのよね。ちなみに当時の所属事務所の社長は安生洋二でした。エスパー伊東は無理が祟ったのか早くして亡くなってしまった。調べてみたら三万円騙し取られたとのこと。余興は無かったようだ。インディーズ候補界の有名人羽柴誠三秀吉はインタビューで「ついに、俺に宮家からお誘いが来たかと感慨深い気持ちになった」と当時を振り返っていたぞ。逮捕された偽皇族夫婦は裁判で懲役刑。出所後は逮捕後に解散した政治団体を再び設立し何処かで活動しているらしい。ちなみにこの夫婦が偽皇族だと初めて見抜いたのは、あのドクター中松。あるパーティで同席した時に「お前は偽物だろ。お前が名乗る宮家は断絶してるぞ」と追及したら、逃げたそうだ。昔から古今東西、王家の末裔を名乗る人は沢山いた。日本では戦後に現れた熊沢天皇が有名か。この手の人で最も当時の人々に愛されたのはアメリカ合衆国皇帝ノートン一世でしょう。※一部追記