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Burgmüller - 18 Etudes La Source Op.109-7

※ ブルクミュラー『25の練習曲』は、発表会で大人気の曲…?

1874年に没するまでパリを中心に活動
ピアノの小品「25の練習曲 作品100」や「18の練習曲 作品109」など
少数のオペラ、バレエ音楽などを作曲
バレエ『ジゼル』の第1幕後半「村娘のパ・ド・ドゥ」
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18 Études, Op. 109: No. 7, Berceuse

Friedrich Burgmüller,Carl Petersson

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マサヤス龍之介

マサヤス龍之介

クラシックの夕べ # 2

#クラシック音楽


☆ピアノ曲 「愛の夢 第三 変イ長調」/
フランツリスト

リストは1811年文化8年にハンガリーで生まれ1886年明治19年にドイツで亡くなった。
同時代の作曲家にはピアノの詩人ショパンがおり互いに尊敬し合っていたと言う。
ショパンが詩人ならリストはピアノの魔術師 と呼ばれ、超絶技巧の持主であり指が長く10度の音程も軽々と押さえることができた彼は、10度の和音が連続する曲を作曲している。後にそれを8度に改訂している曲もある。
彼の曲には両手を広げての4オクターブの音が多用された。
また速いパッセージでも音数の多い和音を多用した。「ラ・カンパネッラ」に代表されるように両手のオクターブ跳躍、ポジションの素早い移動も多いが、その兆候は処女作の「12の練習曲」作品1の第6曲で既に見られる。

彼の生きた時代、日本は幕末期で彼の生まれた年は化政期と呼ばれる江戸町民文化華やかなりし頃でもあった。
粋だのなんだのと、人々は遊興に身をやつし庶民文化が花開いた誠におめでたき日々であった。
一方徐々に外圧が強まっていく雰囲気も見え隠れしており、特にロシアからは幾度かのサインも送られて来ていた時期でもある。
徳川第11代将軍家斉の時代である。

本日ご紹介する♫愛の夢 は余りに有名な旋律でスイング時代にもトミードーシー楽団によりビッグバンドアレンジされた。
この曲が出版されたのが1850年。
リストが39歳の時であったが、旋律はこれより前に出来上がっていたという。
1850年は日本では嘉永3年、ペリー来航の3年前で風雲急を告げる幕末期直前のことだった。
一方、海の向こうではこの様なロマン的な作品が作られていたのだから歴史は面白い。
この曲はピアノ曲だが管弦楽曲としても誠に味わい深い曲として魅惑の響きがする。
その好例としてユージンオーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団の演奏と、ピアノ曲としてはレオニード・クロイッツァー(1885~1953)のSP盤を我がルームで時折掛けているのでご用命があればオムニバス音楽ルームででもお掛けします。
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愛の夢 第3番 変イ長調, S. 541

辻井伸行

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