『ヨーロッパ』1945年9月、第二次世界大戦後のドイツ。アメリカ人のケスラーは、父の祖国復興の為に単身ドイツにやって来る。そして鉄道会社に勤めることになった彼は、社長に招かれた食事会でその娘カタリナと出会う。一方でケスラーはアメリカ軍情報部のハリス大佐に諜報活動を依頼されるが…。全編モノクロではなく、時々カラーが入り、印象的なシーンや重要なオブジェクトが強調されていた。また、人物の背景に別の映像を挿し込む演出が効果的に使われていて、たぶん古典的な手法なんだと思うけど逆に新しくも感じた。ミステリー要素があってドラマティック。観る順番は逆だけど、トリアー監督はこんなのも作れるのかと驚かされた。同監督のキングダムが好きすぎて、イエアゴーを見つけたときはつい嬉しくなってしまった。#映画 #映画鑑賞 #UNEXT #ヨーロッパ #ラース・フォン・トリアー