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マサヤス龍之介

マサヤス龍之介

西田敏行追悼🙏

 訃報には大変な衝撃を受けた🫨
 人間には寿命と云うものがあるから致し方ない。
 私の個人的西田敏行作品は…
 ・山河燃ゆ
 ・ハッスル銀座
 ・OH!階段家族
 ・白い巨塔
 ・鎌倉殿の十三人

 私の中の西田像は若き日に観た2番目と3番目でコメディリリーフの彼だ。2番目は土曜のお昼に放映していたバラエティで、番組中の人気コーナー林義雄アナがその場でアナログレコードにカッティングをすると云う特異なサイドメニューも面白かった。松崎しげるがギターを弾き西田敏行がアドリブで唄うのだが、対象はその日のゲストとのトークからの印象的な話題から2人がアドリブで歌にして、それをその場でアナログ盤にカッティングすると云う今から思えば、前時代的なバラエティ番組だった。その後、この番組を観ていたコメディアンの重鎮だった萩本欽一から直接オファーで実現したのが3番目のバラエティドラマだった。今は亡き日本テレビの名ディレクター井原高忠が盟友萩本欽一と企画した番組で、ドラマとコメディの構成で、作家役の欽ちゃんが夢想するショートコントのコーナーに西田が登場しハッスル銀座でのアドリブ歌唱を再現させた。ここで西田は歌詞のみならず曲まで自ら創出して笑いをとる、と云う離れ業を演じた。笑うのは専ら同じ空間に居たスタッフ達。このスタッフ受けは後々ひょうきん族などの人気バラエティに継承されていく。こうしたコメディアンのイメージだった西田が本格的な俳優としてお茶の間に広く認知されたのが『池中玄太80キロ』だった。2枚目と3枚目を演じ分けて、ドラマ自体も高視聴率をマークした。しかし、私の中で何よりも西田を箔のある俳優に押し上げた演技者だと認めたのが、大河ドラマ『山河燃ゆ』での天羽忠役だった。主人公天羽賢治役の松本幸四郎(現.松本白鴎)と互角に渡り合う演技を魅せた。兄の賢治を慕う弟が第二次世界大戦中に戦場で兄賢治と対峙し、負傷。そのために一時賢治を憎悪するが、梛子に諭され仲直りする、と云う難役を見事に演じ切った。4番、5番目は老齢期に入り演じた悪役で、狡猾な人間の欲望を体現しており見事だった。
 幅広い役柄を演じられる彼の俳優としての力量は誰もが認めるところだろう。最後に大瀧詠一が1歳年上だった西やんへ贈った歌で、歌手としての西田の個性も魅力的であったと、思わせる音源を紹介して哀悼の意を表する🙏🙏
GRAVITY

いかすぜ! この恋

Toshiyuki Nishida

GRAVITY1
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