まだ自分が20代の頃。40代や50代はオッサンだと、それどころか30代になるのすら嫌だと抵抗感があった。だから、今の若い子がそれらの年代を蔑む気持ちが分からないことはない。自分も30代になったらオッサンだ〜、とほざいていたから。でも、実際に30代になってみると、いきなり何かが変わるわけでもないのだよね。ただ、自分が蔑まされる立場になっただけで、他はそれまでの日常の延長でしかない。自分が過去にしてきた報いが、巡り巡って自分の身に戻って来ただけ。前も書いたが、自分はここでは年齢を明かしていない。明かすつもりが無い。なぜなら、この世界はいろんな差別がまかりとおっていて、その中でもエイジズムは最もくだらなくて理不尽なことの一つだから。人間は皆、等しく年齢を重ねるものなのに、数字だけで一括りに扱うのってフェアじゃないと思うから。例えば、皆さんがイメージする30代や40代や50代はどんなイメージでしょうか?39才と40才で双方のイメージにエラい差を感じることは無いでしょうか?別に40才になった途端に白髪・シミ・皺が突然増えるわけでもないのにね。数字だけで勝手にイメージされること。数字だけで世間からいろんな制限を受けること。数字だけで押し付けられたり諦めたりすることを強要されること。 数字だけで蔑まされること。全てに抵抗を感じる。実年齢より若く見えれば若作り・見苦しいと言われ、上に見られれば劣化してしているとか努力が足りないと言われ、年相応という枠に嵌められることに意味を見出せない。そうしたことに怒りしか感じない。だから自分はリアルで会う人には別として、SNSやネットで年齢を明かすことはしない。どうせ言ったところで結果は見えているから。今、10代の人、これから進路を決める人に老婆心ながらアドバイスをします。特に見た目に恵まれておらず、家ガチャにも当たらず、経済的にも特別恵まれず、コネも無く、夢や希望も無く、能力や才能も無く、打ち込める趣味や特技も無い人は、何が何でも進学して学歴を身につけましょう。上記の条件を満たす人にとって、その後の人生において最大の武器は学歴です。若いうちは自分がいつまでも若いままだと錯覚するでしょうが、若くて持て囃されるのはせいぜい20前半までです。若さはいつまでも武器として使えません。