マウスが動かなくなるのでボタンが押せなくてどうしたら良いですか??と途方に暮れた様子でお客様からの電話。私はソフト保守担当だったけど、同じ会社の別部署がハードメンテも請け負っていたので、とりあえず現象確認のため現地へ急行。待っていました!とうるうるな目で歓迎され、マウスがここまでしか動かないんですと、実際に見せてくれた。「ここまで」は、机の端だった。社会人として大爆笑を堪えつつ、にこやかにマウスを持ち上げて、こうすると先に進めますよと伝えると、お客様のほうが恥ずかしいと爆笑した。PC初心者ではないけれど、システム入れ替えて日が浅かったから事務所の皆んなでパニックになっていたのかなと思う。問い合わせしたお姉様方はとんでもなく申し訳なさそうにしていたし、その後も平謝りされたけど、イケメンを脳内で再生しながら、不具合じゃ無くて良かった、これからも何かあれば今日みたいに遠慮なく相談してくださいねと言えたのが、保守担当時代の一番の思い出。