片道400kmを走って九州 大刀洗平和記念館に「震電」の実物大レプリカを見に行った。フェリーの方が楽なんだけどお盆に急に思いついても当然空きが無いので陸走はキツかったです。愛媛の紫電改や、ここに一緒に展示されてた零戦と違って大戦時に実際に飛んだ機体ではないのだけど、その独特なフォルムには凄く魅力を感じます。まぁこういう先尾翼機はレシプロには相性が悪くて戦後アメリカで実用化された機体も優秀では無かったようです。まぁ丁度お盆という事で戦没者の皆さん(アメリカ人も含む)に祈りを捧げてきました。震電の開発目的はB29爆撃機の迎撃で、よく日本機はその高度に到達する事も出来ず手も足も出なかったと言われてますが、実際には常に超高高度を飛来して来てた訳ではなくそれなり撃墜されて日本の全特攻関連死亡者とほぼ同数のアメリカ兵が戦死しています。20世紀はまだアメリカも自国民が血を流す戦争をしていたのですね。