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ふうにゃん
#ひとりごとのようなもの
前編から…
郊外の街中華屋さんの20人くらいの座敷に案内される。Kの結婚式以来のK妹さんやAさんの友人らにも会う。
銀行員のMとメーカー研究員のSと自分が同じテーブルを囲みながら飲み、並びの席には、顔も声もKと劇似の息子達が座る。
最初はおとなし目だったが、高校時代から傍若無人キャラのMが口火をきり、昔のKイジリと同様、息子達をイジリ始める。反応がKそっくりなので、みんな調子に乗り、昔話しをし始めた。
Aさんは高校は違うもののMとは子供の頃から旧知で、笑いが絶えない。息子も父親の友人達と話のは不思議だったようだ。話題中心人物が不在のまま、和やかな会になった。
息子達と別れ、AさんとAさんの友人、MSと7人で今井町の古い街並みを観光。Aさんはクルマの中でもKらしいエピソードを語ってくれた。
そして、最後に案内してくれたのが、大和八木駅前の市役所別庁舎、展望ロビー。Aさんは、市役所に手続きをする度に、10階のこのロビーにきてました、という。耳成山や天香具山が見える。
1500年前から、人が暮らして、都(藤原京)があり、現代の光景に収まる場所。その長い時間からみれば、Kとの過去の思い出も、今の時間もわずかなんだけど、Kの息子達をみると、確かにKが存在して、リレーみたいに繋がってるんだよな、と感じた。ほんとに不思議な瞬間でした。
大和八木はそれぞれのベースに戻るジャンクション。京都から金沢へ行く人、特急で名古屋にいく人、大阪まで行ってバスで四国へ行くS、嫁プランで伊勢中川へ行くM、そして、見送りAさん。みんな笑顔だった。
自分は西九条経由でUSJ帰りの家族を拾いクルマで自宅へ戻った。去年は生と死を考える一年になりました。
KやAさん、お世話になりながら亡くなった先輩後輩、生きる意味を教えてくれた大切な人のおかげで当たり前に見える毎日が続いている。
これからも楽しくやるっす。グラ友さん、今後とも、よろしくお願いします(終了)


存在

はにゃ
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