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あさぎ
『グラスバードは還らない』市川憂人さんのマリア&漣シリーズ3作目。
このシリーズ独特の切ない余韻がよかった、、、
感情に訴えかけてくる部分もある一方、トリックは理路整然としていて納得感があるところが好き!
時代設定は80年代周辺なのに、肝になる技術は少しSFっぽい新素材っていうチグハグ感がどストライクなシリーズ。
4作目も近々読みたいなー
#読書
#ミステリー小説


瑠璃色のすぅネコ
『ジェリーフィッシュは凍らない』『ブルーローズは眠らない』に続くマリア&漣シリーズ第3弾。
シリーズ全体通してどの作品も裏切られる快感は凄まじい。
今作は本格ミステリとしてはアンフェアではという声もあるようだが私はそこまで気にならなかった。
それよりも幾重に繋がっていくトリック、
そして明かされる真実が恐ろしく、そしてあまりにも悲しい。
ちょろっと出てきた主要人物達の心の動きも楽しかったので
そこで少しふふっとなれた。
でも読後感は悲しさでしんどい。
そして毎度の事ながらタイトルが良すぎる。
#読書 #小説


瑠璃色のすぅネコ
『ジェリーフィッシュは凍らない』のマリア&漣シリーズ第4弾。
シリーズ初の短編集であり、シリーズの主要キャラの過去に触れる物語たち。
何故彼、彼女たちが今の道を選んだのか
何のためにここにいるのか
その理由は、辛く、重くのし掛かる。
際立つキャラたちの見方がまた変わる作品で、
文庫化してすぐ手に入れられて良かった。
4篇収録のうちのひとつ、漣の過去が明かされる『赤鉛筆はいらない』のタイトルのセンスが良すぎて言葉を失った。
4編全て良すぎる。市川憂人先生の作品はタイトルも内容も緻密で、心理描写、情景が美しく胸を締め付けられる。
続編は文庫化待てないのでハードカバーで注文した。
#読書 #小説


瑠璃色のすぅネコ
「ジェリーフィッシュは凍らない」に続く〈マリア&漣〉シリーズ2作目。
前作に出てきた登場人物たちと、新たに登場する不可能とされてきた青いバラを生み出した人物たち、2つの話が交互に展開され、それが絡まり、解きほぐされ…という構成。
ジェリーフィッシュと似たような様々な視点での描き方がまた読者である私たちを翻弄していく。
ジェリーフィッシュがあったからこそだろうけど、今作がかなり好き。
驚く仕掛けと、苦しくも切ない人間模様が良い。
シリーズ続編は取寄せ中なので届くのが楽しみ。
#読書 #小説

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