なんか、子どもと大人って言い方をしてしまうと、まるで人間の発達段階はその2段階しかなくて、「子どもじゃないんだから大人になれ」という無茶な圧力になってしまってるんじゃないかと。なんでも達観していて気遣いができて丁寧にこなせる大人大人した24歳なんてあんましおらんし、いたら気持ち悪いやろっていう。やっぱり6段階区切りを一般化した方が良くて、全ステージを同じ性格でやっていける訳ではないということ。・素直に人の言うことを聞き生存する幼年・感情の赴くままに生きて勉強する少年・本能の赴くままに結婚相手を探す青年・子どもを育てるため危険を回避する壮年・社会を守るため俯瞰的に物事を見る中年・若者に知恵を授けるために聡明な高年行動特性は時期に合わせて変えていくことが大事で、青少年のうちから壮年中年みたいな生き方は出来ないし、する必要もない。それを忘れた親ってやつは、子どもが幼いうちから躍起になって壮年の生き方を教えようとするんだけどね。