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ウルカム

ウルカム

40日くらい風邪だった
まだ全快したといえないくらい
そのせいか、めちゃくちゃネガティヴ

仕事をしていてふと思い出してしまった
「肉体の牢獄」
意識があるのに何年のも間、植物人間扱いされていた男の話し
自分なら耐えられないと思って落ち込んだ

これって鬱かな?
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コカコーラ

コカコーラ

恋人と別れた翌日に映画を観た。
一緒に観ようねと約束していた映画を一人で観た。
こんなに息が詰まって心臓が冷たいままでも私は映画館でワクワクするんだなと、ドーナツとコーヒーのセットを買いながら静かに冷静に驚いていた。

映画が始まった途端に答えがあったような気がした。
「何を食べて、何を話すかで、どんな人間であるかが決まる」というようなことを言っていた。
私は食べること、他人との会話に人生の重きを置いていて、それらを軽んじている恋人のそんなところが好きではなかった。
だから初っ端から「わかる」と頷きながらドーナツを食べていた。
同時に普段は軽率に共感する人を嫌悪しているのに今の私は正しくそれだったなと反省しながらも、ここのシナモンとレーズンのドーナツは美味しすぎると感動している自分の軽薄さ笑いが込み上げていた。
落ち込んでいると外界へのリアクションが雑になる。弱っている自分は面白い。

自分以外の他人はどんなふうに人を好きになって恋人になったりするんだろうか。
映画の中のあの夫婦はどんなだったんだろう。
壁にたくさん飾られた家族写真をみてぼんやり考えていた。

私が植物人間とか映画の中ように獣になってしまってもそばに居たいと思う?というくだらない質問をしてケンカをした。
彼はそばにいてくれない。
(彼は私の好きなところを100個あげたがそれは全部私の機能紹介であった)
好きなところ100個言えることより、理由はなくともそばにいたい、見ていたいと言われたかった。

映画の最後、私はあの時間が好きだった。
この瞬間が人生のハイライトだ!と思って私はえーんと泣いてしまった。
そこには会話があって、
くだらない話、思い出、ふたりの歴史の話があった。
そのふたりにしか分からない瞬間、アイコンタクトがあった。十分だった。
ただ「生きていてほしい」って素直に思った。
だから、どこでどんな姿でいてもいい。「生きろ」って相手の未来を願った瞬間に、さっきまでウダウダ考えてた愛とかどうでもよくなった。好きだよって言われたような心臓が溶けていくあたたかな感覚になった。

映画終わると、「今日天気がいいね」とか「ご飯食べれたよ」とか「たくさん寝てね」という重要ではないメッセージが彼からきていた。
「生きてね」ってことか〜って思った。
突然にすごくすごくお腹が減ってきて、私生きてるなと思った。
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Hinoki

Hinoki

快楽物質を脳に打たれ続ける植物人間。
近未来の幸せ。
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ウッキ〈182〉 

ウッキ〈182〉 

失われたものたちの国

よみおわりました。

宮崎駿監督が引退を決めたのに、復活するきっかけになった物語(の続編)になります。

ジョン・コナリーの児童書になりますが、
けっして甘ったれた内容ではありません。

前作は少年ディヴィッドが『ねじくれ男』に招かれ異世界に行ってさまざまな苦難を乗り越えて成長していきます。


続編は事故で植物人間になってしまった娘を看病していた女性が異世界に飛び込んでしまいます。
かなり芯のある(強気)女性セレスですが、なぜか十代の女の子に戻ってしまいます。そして前作の主人公ディヴィッドと出会います。


内容はかなりグロい部分があり、スパイスが強めです。


最後10ページくらいはちょっと泣いてしまいました。
目覚めない娘にただ会いたいために奮闘するセレスがいきついた答え、私なら『ねじくれ男』の誘惑に負けそうだな、と思いました。


植物人間の娘が目を覚ますとなれば......
セレスは凄い人物です。


#読書
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ギフテッド ゲニウス

ギフテッド ゲニウス


眼前に居たら

冗談・冗句抜きで

レタス民は 死すら生温いから

半死半生の植物人間にしてる

脳機能の視聴覚を破壊して足腰を破壊してる

GRAVITY22
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