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しょー

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都知事選が近づいてきて思うのは、石丸人気には非常に既視感があるということ。
その昔、郵政民営化の際に自民党のコンサルがつくったB層という言葉があった。
定義は、「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」。
しかも、石丸氏は聞く限り明らかに90年代後半から続く構造改革路線。
日本社会は何かにつけて効率を良くするということを金科玉条として来ていますが、これは裏を返せば非効率な連中は淘汰されるということでもあるわけで、本当に大衆はその価値観に基づく政治でいいのか今一度自分に問うてみた方がいい。

勿論出てきている候補者との兼ね合いもあるから、投票行動と自分の考えに整合性が取れないこともあるだろうが、自分自身の原則は熟考して整理しておくべき。

自分自身は日本に住んでいないし、現時点で何か不利益を被ることもほとんどないから、オリンピアンアルーフですが、こうして母国がどんどん没落していくのを見ているのは嫌ですね。
GRAVITY
GRAVITY15
ごはんR

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読了🍀
立て続けに2回読むほどおもしろかった!

ファスト教養(筆者による造語)の定義は、ビジネスシーンで役立てる目的で、教養と呼ばれるようなものを手っ取り早く大枠だけ身につけようとすることらしい。ビジネス≒金を稼ぐ。つまりファスト教養とは、より儲けるための手段ということになる。
教養とは本来そういうものだろうか?という義憤とともに、とはいえ現代のスピード感に追いつこうとすると無理もないよね…と生き残りに必死なビジネスパーソンの心情も汲み取りながら、ファスト教養がウケる現代日本への理解を深めていく構成。

ファスト教養の源流はゼロ年代にあるらしい。
2000年代初頭、小泉内閣による構造改革路線と合わせて叫ばれた「自己責任」と、ITバブルで脚光を浴びた起業家による「成功=金稼ぎ」「効率よく金を稼ぐ」といった思考プロセスがリンクした。
ロスジェネ世代のわたしは当時の空気感をよく覚えているからより興味深かった。ちなみに筆者も同世代らしい。

教養(役立つか否かは無関係に、興味の向くまま学ぶことで人生を豊かにするもの)を愛する者の立場で読んだ。この本が「ファスト教養は教養を身につけるきっかけに過ぎないので、つまるところ受け取り手側の資質の問題」と結論づけられていないことにホッとしたし嬉しかった。
ポストファスト教養としていくつかの良質なコンテンツを紹介してくれているのも良かった。

なんか教養って身につけるといいらしい!教養ってどんなもんか知りたい!と思ってるわたしのような人は、教養を売りにしたビジネス書や自己啓発本に手を出す前に、こちらを読むといいかもしれない😙
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