春闘続き中小企業、一般企業に努めている人、非正規さんに関してですが、今回の賃上げに関して国が出来ることって、もう経済学的にはほぼ無いんです[大泣き]それは何故か。これこそ僕が、資本主義社会は1%の楽園を99%の地獄が支えている、と考える根本なんですが。基本的に資本主義というのはお金を持っている人がさらに持つ、という構図なわけです。つまりその下の資本力の中小企業は、大企業への原材料費の価格転嫁を認めてもらうしか、景気が良くなる方法が実際問題無いんです。大企業はドル円相場による貿易で莫大な富を得た。だが、下請けへの支払い額アップや原材料費の自社負担額を増やさずに、むしろ取れるところから全部取って、自社の給料を伸ばす。全業種が深刻な人不足な今、優秀な人材は高給で保持・充填していくしかない。結果さらに資本と人材が大企業のみに固まり、そこにいる人間だけが『景気良くなった』と言う。それが『現在』の日本の状況です。他所の貧しい国の話や、納税と貧困に喘ぐ戦国時代の話じゃないんですよ。打開するにはどうするか。先ほど言ったように、大企業が価格転嫁するしか無いです。自社の儲けを減らし、安く世に出す。一般消費も中小企業への原材料費も同じです。事実つい最近、公正取引委員会は複数の大手製造業社等に対して、独占禁止法違反の疑いで調査していると発表しました。本気で経済疲弊からの脱却に動き始めた、ということでしょうか。ただ、どの世界にも利権が渦巻いてますから、こういった調査や内部告発が圧力で潰されないように、我々大衆が声を上げる必要はあるでしょうね。長文失礼しました。今回の春闘、日銀の金融政策について少しでも理解が深まると嬉しいです。また、上記はあくまで個人的意見に過ぎません。真逆の意見もあります。情報を鵜呑みにしたり吹聴したりせずに、自分でも調べてみてくださいね👍