仕事で逃げようかと思った場面は2つとも10代のアルバイトでした。その後仕事において、何度ももうダメかと脳裏によぎることがありましたが、諦めたことは1度もありません。記憶の中で、もうダメだってギリギリに追い詰められたのはやはりこの時【再投稿】取り調べ室で刑事がニヤニヤしながら私の供述に反する証拠を提示。おもむろにドアを閉め「どうなってるんだぁ〜」とわめくように威嚇。(今日本では、取り調べ室のドアを閉めることも、大声を出すこともダメ)“全て言ってしまおうか”と迷いつつ、あまり黙っていると動揺しているのが怒鳴っている刑事に悟られる…その間数秒。刑事が机をバーンと叩いた瞬間、私の頭はスパコン富岳を超える働きをし、矛盾ない説明を生み出しました。だいたい怒鳴って他人を威嚇するような奴は、文化に触れていない。その瞬間、私の頭には、今まで触れてきた本、映画、絵画、彫刻etc..無数の文化を生み出した人たちの思考が降りてきたのだと思います。野蛮に対して、知性が打ち勝てたことがうれしく思いました。追記、この時、死んでいった猫たちも味方してくれたと思います