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ちっくる

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『耳に棲むもの』
小川洋子 著

この意味ありげな箔押しの装丁と
作者の名前みたら
そりゃあ
我が家にお迎えしちゃいますよね
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mumei

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最近買った一番気に入っているものは?最近買った一番気に入っているものは?
からだの美/小川洋子 著
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小さな放浪者

小さな放浪者

新たに買った本と、借りてきた本。

『科学の扉をノックする』 小川 洋子 著
『ネットカフェ難民と貧困ニッポン』
水島 宏明 著
『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』
河野 啓 著
『北海道犬旅サバイバル』 服部 文祥 著

最近、何冊も同時並行で本を読んでるんだけど、それを読み終える前にどんどん面白そうな本を見つけてしまうので、だんだん優先順位がわからなくなってきている…。
半分ほど読み進めたあとで1〜2ヶ月ほど放置したままの本が何冊もあるもんなぁ📚

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ジンソ🍸

ジンソ🍸

人質の朗読会 小川洋子 著

海外の日本から遠く離れた名前も一度聞いただけでは言えないような村で日本人ツアー客が反政府ゲリラの人質になる。

物語の最初に結末は提示される。

8名の人質はダイナマイトの爆発で全員亡くなる。

ここであることが起こり物語は展開する。

犯人グループの動きを偵察するため盗聴していたテープが公表される。

人質だった亡くなった人たちの朗読会(書いたものを感情を込めて音読すること)が録音されていたテープだ。

どういういきさつかはわからないが、人質の8名は各々一度文章を書いて、それを暇つぶしも兼ねて朗読をしている様子が記録されていた。

一部引用「いつになったら解放されるのかという未来じゃない。自分の中にしまわれている過去、未来がどうあろうと決して損なわれない過去だ。それをそっと取り出し、掌で温め、言葉の舟に乗せる」

この本でしか味わえない気持ちになる。

よもやま話だが実はICU高校の国語で出題されたことがある。

込み入ったプロットなのでメタ認知力が訓練しないと、何が起こっているのか?なんの話かわからなくなる。

ただ面白いステキな出題だ。

ICU高校やICU大学の出題はそんな簡単なものではない。本当に学問的基礎があり、学習しないと太刀打ちでない。

しかしキリスト教系の作家を出題しやすい傾向がある。

小川洋子、結城浩(ICU高校の図書館にはサインが飾ってある)、森本あんりetc

ただ物語としてとても好きだ。

受験きっかけでも文学や物語に興味を持ってもらえたらうれしい。

#読書 #受験生



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ざねさん

ざねさん

前々回の #ビブリオ読書会 で @羊毛 さんに紹介していただいた「人質の朗読会」(小川洋子著)を読みました。
特別でもなく劇的でもない、ささやかで忘れがたい少し奇妙な物語たち。それらに触れるとき人が物語を紡ぐ意味を考えてしまう。そんな読書体験でした。
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