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pri ちゃん
目にも爽やか、涼感お菓子、
おあがりなさいまし〜
曇天の朝で始まりましたけど
やはり~お暑うございました。
お見舞い申し上げます。
画像は〜乃し梅本舗佐藤屋
「空ノムコウ」
寒天と砂糖でつくる寒天菓子「錦玉」。
ガラス作家さんの作品に感銘を受けて
作った逸品だと!♡(๑♡ᴗ♡๑)


I miri U
「いーち、にーい、さーん......。」
小さな天使が、小石を集めている。僕も一緒にしゃがんで、小さなまあるい手が一生懸命に小石を一粒ずつ摘むのを眺めている。
「お皿、いる?」
「いる!」
僕の掌を皿にして、足元に集めた小石を一粒ずつ、丁寧に、丁寧に並べていく愛らしい手。
「はい、どーじょ。」
「はい、ありがとう。」
「わああ!きれーだねえー。ほうしぇきみたいだねえー。」
「ほんとだね。食べるのがもったいないね。」
懐かしい、天使の声が聞こえた。
「見て見て!これ、琥珀糖って言うんだよ。綺麗なお菓子だよねえ。」
「わあ!きれーい。」
天使ー
妻が、宝物を自慢する子供のように、色とりどりの寒天菓子のようなものを娘と僕に見せる。
「へええ。初めて見た。鉱物みたいだ。」
「お皿に乗せてみよっか。」
「みよっか!みよっか!」
「わああ!綺麗だねえ。宝石みたいだねえ。」
「きれーだねえ!」
「ほんとだね。食べるのがもったいないね。」
君があんまりにも美しいから、天はあんまりにも早く、君を連れて行ってしまった。小さな天使を僕に託して。
「見て見て!この写真が1番分かりやすいと思うの!やっぱり、目と口はパパにそっくりだよね。口と、色白なところは私。」
「ぱぱ、ないちゃったの?おなかいたい?あたまいたい?」
「痛くないよ。大丈夫。」
「よーし、よーし。ぱぱいいこ。ぱぱいいこ。」
掌の小石たちを握りしめる僕の頭を撫でてくれる小さな小さな手には、天使に注がれたたくさんの愛が循環していてー
「ありがとう。パパ、元気になったよ。」
「ぱぱ、なみだいっぱいでるねえ。だいじょうぶ?だいじょうぶ?」
「琥珀糖、おいしかったね。」
「うん。おいしかったねえ。」
「また食べたいね。」
「うん。ぱぱと。ままと。」
#文章ガチャ








ろく
ガラス細工にインスパイアされた生姜の効いた見た目のきれいな寒天菓子

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