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弥生のあさめ

弥生のあさめ

たまーに子門真人の大量の曲が聴きたくなる
昭和のアニメ特撮ソングリスト
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🌻🦁龍🐻️🎸

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たまに食べたくなるよねー
#たい焼き #スーパーのコーナー #買い物ついで #今日の1枚 #子門真人 #ごちそうさまです
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およげ!たいやきくん

子門真人

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マサヤス龍之介

マサヤス龍之介

岸辺🏝の100冊 # 7-10

#読書の星 #音楽本


☆『「ヒットソング」の作りかた
大滝詠一と日本ポップスの開拓者たち』
/ 牧村憲一 NHK出版新書 2016 第一刷
1976年10月1日から10日間に亘り、平野悠は新規開店させた新宿ロフトのOPイベントを挙行した。出演したのは荻窪を始め千歳烏山、西荻窪、下北沢まで展開させていたロフトの常連メンバーと全国で局地的に名を轟かせていた猛者達で今観ると豪華な面々である。大貫妙子、矢野顕子、ムーンライダーズ、センチメンタル・シティ・ロマンス、美乃家セントラルステーション、土岐英史、サディスティックス、難波弘之、村上ポンタ、田中章弘、紀の国屋バンド、ホーン・スペクトラム、徳武弘文ら錚々たる凄腕ミュージシャン達である。牧村はこれに新人の女性シンガーを組み合わせて新人歌手の登竜門にしてしまおうと画策した。何故女性シンガーだったか?というと、当時のロフトが圧倒的に汗と涙の男の世界だったからそのイメージを払拭したかったらしい。それによりロフトを ベースにしていたミュージシャンも売り出せる、という相乗効果も期待できた。
転じて1976年昭和51年の日本の音楽事情を垣間見てみると、この年のレコ大は都はるみの♫北の宿から 最優秀歌唱賞は八代亜紀の♫もう一度逢いたい 他大体の賞は演歌・歌謡曲が独占、最優秀新人賞には内藤やす子という布陣。アイドルでは西城秀樹、郷ひろみらが活躍、ピンク・レディーが♫ペッパー警部 で華々しくデビューしたのもこの年だった。売上的には子門真人の♫およげ!たいやきくん が独占、450万枚とも500万枚とも言われる売上はシングルでは未だに記録を破られていない。これだけ売れたのにも関わらずレコ大ではどの賞も受賞されなかった。答えは簡単でたいやきの方はライバル局のフジテレビの番組で流されたからである。公平性に欠けたこの賞が日本で唯一の大賞番組としてNHKでも翌日にニュースで報道される度に不思議な感覚に陥る。
当時の日本の音楽事情は演歌・歌謡曲と子供相手の楽曲だけにスポットライトが当たると思われるが、ロックポップスは翌年、更に二年後と右肩上がりに売上を伸ばしていく。その萌芽がこの年に既に出ていた。

つづく…。
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愛は幻

大貫妙子

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