「木刀でケーキは斬れませぬ」そう語ったのは、元ノグモーベンベン式世界柔道の覇者、埴輪田 木魚(はにわだ 木魚)であった。彼が作った幻の技、「牟呂剛(むろつよし)」で前回大会王者フ・ネンゴミを撃破した衝撃は、世界中の人々の記憶に残っただろう。当時の対戦の事を、「私はただ、間違ってトイレのウォシュレットを強じゃなく、ビデにしてしまっただけだよ」と語る埴輪氏は現在、噛み終わったガムでマリアナ海溝平坦化プロジェクトのプレミアム・エグゼクティブ・サンラータンリーダーに就任し、海の謎を無いことにしようとしている。「いつかは世界を採りたいね」この夢を胸に、今日も彼はせっせとセミの抜け殻を千切っては投げている。#特に意味は無い