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ゆばちゃん号🛵³₃

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お話のあらすじ書いてなかったや( '꒳'; )

①透明な心と不器用な爪と
とある国との国間に戦争が起こった。片方は鉄の国、片方は魔法の国だった。戦争の原因は、両国を隔てるように存在する大きな山脈...そこに眠る資源...特に魔法石を巡るものだった。
鉄の国では魔法石は機械を動かす動力源。
魔法の国では魔法石は魔法を使うための源。
どちらもなくてはならなかった。故に自国のために独占したかった。お互いに傷つけ合い、殺しあった。
その戦争最中、生み出されたものが、宝石人形達だった。元々は娯楽のために生み出された人形達だったが、両国ともに極力国民の命を大事にしたい、だから命の無い人形達で戦争をさせたのだ。しかし、資源は枯渇し両国共衰退して行く一方だった。
その時、今まで沈黙していた一族が姿を現した。伝説上の生き物...ドラゴンの姿を模した竜人族だ。竜人族達は元々山脈に静かに住む少数民族だったが人間達が勝手に山脈の資源を巡り争い出したので、等々腹を立てたのだった。何より、竜人族にとって魔法石は貴重な栄養源...力の源だった。
戦場に現れた竜人族達は両国の兵器と化した宝石人形達を駆逐して行った。最後に残ったのは残骸ばかり。その後、竜人族の元、両国は和解し2つの国は合併する事となり、竜人族の一族もその国に加わり、その一部が国に係わり国家形成に携わり、平和が訪れた。
それから100年後の世界。
人工魔法石が作られ、エネルギー不足、資源不足は無くなり豊かになった......のは一部の人間。現在の国は貧困格差のすごくなり、スラムや闇市、ギャングやマフィアが存在している。鉄の国の技術力によって、国は蒸気と鉄と魔法の国と化した。
貧困層の人間の中には戦争時代の過去の遺物を漁り、天然の魔法石やパーツを取り、それを売って生計を立てる者もいた...そんな中、国全体にある噂が流れていた。
それは、戦争時代の残党...まだ動く宝石人形たちが存在しているという噂だった。
それが本当ならかなりの値が付き、とらえることが出来れば一攫千金も夢では無い...夢を追い求めながら、国の下層部でその日暮らしを続けている1人の竜人がいた。名は「クレムフレイ」若き竜人族の男だ。生真面目では無い彼は金がなく、戦争跡地を漁っていた。そして、彼は出会ったのだ。1人の宝石人形に...
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