おとなのじゆうけんきゅう二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験において、18名の健康なボランティアがクエン酸(2,700 mg/日)、L-カルニチン(1,000 mg/日)、またはプラセボを8日間摂取。疲労誘発のための運動課題として、一定負荷で2時間のサイクルエルゴメーター試験をおこなった。クエン酸が生理的ストレスを軽減し(唾液中クロモグラニンA値の減少)、運動後の疲労感を抑える(運動後VAS scaleによる評価)効果がある一方で、プラセボやL-カルニチンにはそのような効果が見られなかった。