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ヒロ🦻【えんの木】
【予告】次回は6月12日(水)19:30~「形のないものに名前を付けるリスク」についてお伝えします。
今回は「社会は名前でできている」についてお伝えしました
〇社会構築主義
・ある社会問題について、それを定義し、主張し、意味づける人びとの活動やそれへの反応を軸に考察するアプローチ
・社会問題の客観的状況ではなく相互作用による意味づけに関心がある
・ラベリング理論の系譜関係にある
・逸脱をめぐる恣意的な定義や逸脱者の視点に立つことからみえてくることを重視
・上からの(概して権力)社会問題の定義と対抗
・学問・政策・制度が定義する社会問題の内容というより、人びとが社会問題であると主張していく諸実践の観察
・ナラティブアプローチと繋がる
・平たく言うと…「名前を付けるから、そこに問題が浮き上がってくる」
例)発達障害、ひきこもり、不登校、DV、ストーキング、過労死...etc.
(こうした言葉が生まれる前はこれをなんと説明すればよいのかわからなかったし、注目を集めることもなかった)
例)
・「髪の毛が薄い人は可哀想」(定義・意味づけ)
・「髪の毛が伸びるような配慮が必要だ!短髪の人にはストレスフリーに!」(主張)
・髪の毛が短い人への募金、政治活動(運動)
・「はぁ!?そんなわけねぇだろ」という他者、「負けてたまるか!」とさらに運動を展開する(反応)
〇社会構造主義の背景の理論
①エスノメソドロジー
・ハロルド・ガーフィンケル(米)
・「人々の方法論」を直訳する言葉
・"人が実際の日常生活の中で、どうやって自分の行為やふるまいを秩序だったものとして互いに作り上げているのか”を分析する
・日常場面から医療、法廷、教育、企業オフィスなど、様々な場面で会話を通して成立しているさまざまな社会現象を録音録画し、ジェスチャーなどの身体の動きも含めた詳細な分析が行われる
→コメント欄に続く


なっつん
犯罪者のレッテル張りをされると覆すのが難しい。そうしてろくな職にもつけず、金もない、スキルもないのでは犯罪を繰り返すしかない。国がモラルに欠けていれば、当然そういう人が多くなり、犯罪率も上昇する
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