中村屋が創業あんぱん1901(明治34)年12月30日、東京都文京区にパン屋中村屋が創業しました。東京大学正門前にあったパン販売店「中村屋」を、相馬そうま愛蔵あいぞう相馬そうま黒光こっこう夫妻が買い取り、名称はそのままで個人経営として営業を開始。相馬夫妻はクリームパン中華まんじゅうをはじめ当時世界的にも珍しい独創的なパンを次々と考案していきました。また、夫婦ともに当時はまだ珍しい大学出の商人でもあったことから、親しみを込めてパン書生パン屋の愛称で呼ばれ、店は大繁昌。後に相馬夫婦の娘さんがインド人の方と結婚したのを機に、本格的なカレーの勉強も始め、これまた珍しいグレイビーポット純インド式カリーの販売も日本で初めて行っております。近年ではパンをはじめとした日本を代表する老舗食品メーカーとして今なお業界を牽引し続けております。