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あすぱら🎠

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書き忘れてた最終日


卒業検定があり
仮免の時のような失態を犯さないために
早起きしてカフェインは入れなかった
だが震えていた

寮から出る荷造りを済ませ、
管理人さんに「お世話になりましたー」と言い
🎒と3つのパンパンに入った👜を持ちながら学校に向かった

1番最初でなかったら後部座席に座って人の運転を見た上で検定に臨めるので
1番は、1番だけはヤダと祈っていたら
1番だった

うそーんと心臓バクバクで検定車に乗り込み
予想通りやらかした

検定のコースは方向転換から始まって路上を周って帰ってくる流れなのだが、
方向転換のバックからやらかした

バックは
D(前に進む)ギアから
R(後ろに進む)ギアに変えて
アクセルを踏まずとも
勝手に動く余力?のようなもの(クリープ現象)でゆっくり後ろに下がるのだが
検定中、その余力が働かなかった
「え?え?」となりジタバタしていたら
後部座席の人が指差しで教えてくれた

と言うのは
DからRのギアに変える時
P(駐車)の要領でハンドブレーキをかけていたのだった

黙ってハンドブレーキを戻せば教官にバレなかっただろうに
指差しを見た瞬間「あぁ」と声が出てしまった
おそらく点数を引かれた気がする

方向転換自体は何かにぶつかる事なく乗り越えたが

出鼻を挫かれ「オワッタナー」と思いながら
路上に出た

検定が終わった後、ながーい時間待たされ
なんだかんだで受かっていて良かった

みんなで、受かってて良かったなーと言いながら
今後の流れの説明を受け、電車の駅で
「さいならー」の一言で解散した


電車を乗り継ぎながら
👜が二つしかないことに気づく
家の鍵が入ってる👜なので大事である
ヤベーと思いながら来たところを戻り職員さんに聞いても届いてないとの事

今から住んでる町に戻って不動産屋に行くにも閉まってるだろうから
誰かの家に泊まる事になる
誰かの家に泊まったらその人の誘いを断りづらくなる、それは嫌なので少し遠い実家に帰る事にした

実家に帰ると両親が野良猫を飼おうとする奮闘していた
玄関の前には段ボールで作った小さな家があり
テレビのある部屋には「猫の気持ちがわかる本」と言う本が置いてあった
本気を感じた

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