イキり大学生とか意識高い新卒社会人がハマりがちなのが自己啓発系の読み物よく言われるのがアドラー心理学極めて端的に言うと「他人に評価を求めるな、自分の評価は自分で行い自分の価値は自分で決めろ」という内容でそれ自体はごもっともと言うところだ。だがアドラー心理学著の中にある「人を褒めてはならない、褒められる事を求めてはいけない」は全くもって今の時代だとナンセンスとしか言いようがない。そもそもアルフレッドアドラーが生きていたのは今より昔、医療技術も臨床データも乏しかった時代。人から褒められることによる脳の分泌分の効果検証なんてできていた時代ではない。通信の爆発的な進化により人は自分と他人を容易に比較でき、常に自分自身の値踏みができる。そんな時代の中で何よりも励みになるのは第三者からの評価だと思う、というかわかりやすく嬉しいだろ。褒める事により返ってくるものもたくさんある。何が言いたいかと言うと、読み物をただ読んですべてを真に受けず自分の頭で思考して何が有用な情報か精査する作業を行えって事。