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だな(皇帝🐰)
俺は苦笑いを浮かべながら、お茶漬けの最後の汁をすすった。
永○園のだし茶漬けといって、ちょっといい方の奴だ。
親が送ってくれた。
いや、そんなことはどうでもいい。
問題は奴だ!
自分の甘さが嫌になる。
…見ると奴もこちらをみていた。
先に動いたのは俺だった。
しかし、その直後、俺は信じられないものを目にすることになった。
奴は壁を歩ける!?
壁際の机のところまで奴は走る。
俺はすかさず机を引っ張り、そこにいるはずの奴を見た!
いない。
どうやら今夜は眠れなさそうだ。
#続く
#奴🐀

だな(皇帝🐰)
#続き
#ノンフィクション
夜中にカサカサいう音。
俺は2日連続でそれに気付いていた。
だからといって打つ手はない。
罠にはまったくかかっていない。
ここで俺が出て行ったところであまり意味はない。
せいぜい寝る時間を削って、いくらかプレッシャーを与えられるくらいさ。
奴はどこか物陰で息を潜めていて、
俺が諦めてヘッドに戻ると、
またカサカサやりだすのさ。
朝起きると、昨日は床を全部アルコール拭きした。
今日は寝室に積んでいた本を全て埃を払って、綺麗に並べた。
知り合いの工務店に本棚の材料を頼んでいて、それが届くまで、本を平積みにしていたのだ。
犯行の跡を見つけたのはその時だった。
#続く

だな(皇帝🐰)
つまり「フィクションではない」ということだ。
それはノンフィクションってことで……つまりだ。
要するに「リアルタイムで奴は俺のすぐそばにいる」ってことさ。
いいか?ということは、「俺は奴のすぐそばで、リアルタイムにお前らに状況を伝えてる」ってことなんだ。
これで少しは奴の息遣いを感じてる俺のリアルがお前らに伝わったら幸いだ。
そう、奴が消えたところにある机を俺はどけたんだった。
当然奴はそこにいるはずだ。当たり前だ。
そこに奴は入ったんだからな。
おお、神よ。
それなのに奴はいないんだ。
俺は頭がどうかなりそうだった。
思わず天を仰いださ。
しかし、無慈悲にもやはり奴はそこにはいないんだ。考えられないことにな。
座椅子もよけてみる。
ここ数日の奴の食事の跡がそこにはあった。
若干の野菜くず。バラバラになったコオロギのような虫の身体の一部。
俺は途方に暮れて、気をゆるめると抜け殻のようになりそうな身心をしかりつけながら、
次なる作戦、罠🪤を仕掛けることに取り掛かり始めた。
今のところでは、俺の話はここまでだ。
なぜなら今まさに俺は、その罠を仕掛けてるところだからだ。
もし俺が運良くまた読者のお前らと再会できたとしたら、その時は、、
俺が奴に勝ったということだ。
しかし、もし俺が二度とお前らの前に現れなかったのなら…(そんなことは無論考えたくもないが)
それは「そういうこと」だ。
俺は奴に負けたということさ…。
正直足が震えている。すまんが俺の幸運を祈っていてくれ。
俺ももう一度お前らに会えることを、神に祈ってるよ。
じゃあな。行ってくる…
#続く
#奴🐀
#ノンフィクション

だな(皇帝🐰)
奴がこの部屋のどこかにいる。
それだけは確か。
なぜなら奴の痕跡を見つけたからだ。
しかし、こちらから尋ねて行って姿を現してくれるような奴ではない。
奴が自然に現れるまで、こちらは何食わぬ顔で過ごしていよう。
そう思って俺はいつも通りの生活を続けていた。
意外にも、翌日、状況は進展した。
#続く

だな(皇帝🐰)
壁の方を向いて寝転んでいた時、明らかにおかしな影が目の前の壁を動いた。
背後の部屋干しのロープの向こうには隣室の光源がある。
ロープの上を走れば、影はちょうど、俺の目の前に来る格好だ。
俺は飛び起きて隣室を見に行った。
何もいない。
しかし、奴はかならずどこかに隠れている。
息を潜めているのがわかる。
俺は、頭を巡らせて考えた。
壁の近くにはハンガーにかかった服が…。
俺は意を決してそれを避けてみる。
いた!奴がいた!
#続く
#奴🐀

だな(皇帝🐰)
だめだ、やはり書けない!
すまないが、俺自身、落ち着くまで、
コメント欄に写真を載せておくので、
「本物の勇気」がある奴だけ、まずはそれを見てくれ。
いいか?勇気のない奴、心臓が弱い奴は見ない方がいい。
悪いことは言わないからやめとけ…
#続く

だな(皇帝🐰)
しばらくこの話は誰にも出来なかった…
精神的なショックが強すぎて、口に出すことが出来なくなっていたんだ。
今も力を振り絞って、なんとか綴っている。
受け取って貰えたなら嬉しく思う。
…この間、2週間ほど、家を空けたんだ。
惨劇はその後起こったんだ…
家を空けるまでには、なんとか奴を追い出したかったんだが、結局それは叶わず、
俺は不安を覚えながらも、鍵をかけ家を出たんだ。
家を空けてる間、何度も奴のことが気になっていた。食べるものもなんにもないだろうに…。
2週間経って、いよいよ帰ったとき、
そこでは本当に散々なことが起きていたんだ。
#続く

だな(皇帝🐰)
「まさに袋のねずみ!!🐀」
俺は頭の中でガッツポーズをしながら、
それでも念には念を入れて、ライトで🔦照らしながら、袋を持ち上げてみた。
「いない!??」
どこだ!?
奴はどこへ行ったんだ。
この一瞬でどこへ行けるというんだ!
たしかに袋の中へ入ったように思ったが、袋の下を駆け抜けたのか…。
玄関を未練がましく探す俺を、嘲笑うように、さながら忍者のごとく奴は消え去ったのだ。
#続く
#奴🐀

だな(皇帝🐰)
しかし、奇怪なことに、それからも奴の「しるし」は現れ続けた。
まさか。残っていた「痕跡」が、たまたま出てきたんだろう。
俺は自分に言い聞かすように、繰り返していた。
まるでうわごとのように…
昨夜、とうとう俺は「音」を聞いた。
そう、隣りの部屋で、たしかに、
その「音」がしたんだ。
#続く
#奴🐀
#ノンフィクション

だな(皇帝🐰)
そこは俺が最初に奴の痕跡を見つけた場所だ。
気を取り直して、お茶漬けをするために湯をわかしていた…。
お茶漬けを食べていると、冷蔵庫と壁の隙間から奴がひょこっと顔を覗かせた。
どうやら奴はまだ若い個体のようだ。
警戒心がまだまだ青いことからそれがわかる。
「あっ!」という俺の声で、奴はすぐに隠れたが、またすぐにひょこっと顔を出す。
なかなか可愛いじゃないか。
ペットにすることが一瞬頭をよぎったが、
俺はすぐに首を振って、そんな甘い考えを追い払った。
冗談じゃない。
ここは山奥で、そう汚い奴でもないだろうが、とても同居できるような奴ではない。
その時、俺はハッとした。
昨日、帰宅するとスマートスピーカーから音楽が鳴っていて、ぎょっとしたのだった。
今まで謎だったが、頭の中で線が繋がった。
それを鳴らしたのは奴だ!
奴がスピーカーの上部にある触れるとオンになるスイッチの上に座ったに違いない…
俺は、謎の解けた安堵と、なんら問題の解決していない現実との狭間で奇妙に苦悶するのだった。
#続く
#奴🐀

だな(皇帝🐰)
隣りの部屋をのぞくがまったく見当たらなかった。
その時は夜中に来た。
俺はガサガサいう音を耳元で聴いて、夢を中断された。
急速に冴えていく頭。
事態を把握し、電気をつけた。
枕元のゴミ箱には、食べカスも少し入っている。
ゴミ箱を振ってみる。
いない。
気を張り詰めて周囲を見渡す。
出た!!
壁を歩き、机の裏に逃げ込んで行った。
アルコールスプレーでまわりを消毒し、
また電気を消した。
まったく音もしない。
俺はいつの間にか、また眠りに落ちていった。
どうりで枕元にいまだに新しい「痕跡」が現れていたわけだ。俺が寝てる間にそばにいたんだ…
朝は無事に目覚めた。
一晩中奴は物音を立てなかったようだ。
考えてみて、合点がいく。つまり、初めから奴は二匹いたということだ。
一匹だと考えていた…完全に俺の誤算だったのだ…
見分けなんかつくかよ…
#続く
#奴🐀
#ノンフィクション

冷凍みかん🍊
なんかこの満足感で終わらない様にしなければ…
#続く?


雨で春を知る
aikoと源が同じ会場にいる…そんなモヤモヤを抱えながら紅白を見終わりました。
正に!…えー、正に!!
なんですか?なんか文句ありますか?#続く

りりか
「みてみて、ミッキーのこれ売り物だって!受注生産だって!180万円♪買って買ってぇー」
彼と一緒に三越のDisney100 THE MARKETに行ってみると、ディズニー好きにはたまらないグッズが沢山だ。
お金持ちなら、値札も見ずに買えるのだろうけど…良いなって思っても値札を見てはそっと、元の棚に戻す。
彼に冗談でミッキーのメタリックな高級品をねだると案の定呆れた顔をしながら私を嗜める。
「こんなのどこに置くんだよ。そもそも180万って何回ディズニー行けるの?カルフォルニアのディズニーランド行けちゃうよ」
カルフォルニアのディズニーランドが出てくるあたり、彼もなかなかディズニーオタクになったものだと内心ニヤニヤしながら、色々見て回る。
アクセサリーコーナーはガラスケースに入っていて、明らかに高級そうなので、そちらに寄らずにいると彼が怪訝そうに私に尋ねる。
「見ないの?ピアスとか時計とかありそうだけど、見るだけならタダだし見てみようよ」
彼はアクセサリーなどつけないので、興味はないだろうけど私に合わせてくれるところが優しい。
折角だし…とアクセサリーコーナーに行ってみる。
ネックレスや時計などどれも可愛いしディズニーオタクには垂涎ものばかり。
なかでも一際輝くコーナーは、指輪だ。
「見てこれ。ダイヤの中にミッキーがいる!カッティングでミッキーシェイプになってるんだ!」
私たちのお給料飛んじゃってくくらいのダイヤの指輪はものすごく可愛い。
でもお値段は可愛くない…。
「こんなのでプロポーズされたら泣いちゃうよね」
と冗談混じりに彼に向かって言ってみる。
もちろん本気じゃない。
「店員さん。これ、9号とかありますか?」
店員さんが丁寧にミッキーの指輪をガラスケースの上に出してくれる。
「ちょ、流石にダメでしょ。買うつもりないよ!出してもらわなくても…」
彼の腕を引っ張りながら、小声で、やめさせようとするが、彼の顔がいつになく真剣だ。
「指輪、はめてみてよ。ん、ちょうどいいかな?これ、ください。」
「え?本気⁈やめようよ。さっきのは冗談だって…」
#続く
#ディズニー
#Disney
#プロポーズ


弥房
父が現役の頃
実家に咲いていた
鈴蘭を貰い受け
毎年楽しみに❤️
しかしある年
草抜きをしてくれた
夫君が
草と間違え
鎌で根こそぎ💦
以来、ここ2年ほど
鈴蘭を
諦めていたら
父亡きあとの
この春に
なんと
生き延びて❤️
増えたら
妹にも分ける約束を
する事ができました
続いた命に
感謝❤️


ソラマメ
#工作 #ダンボール #家
#続く



あめ☂︎*̣̩.゚
#続く



りりか
あるところに、お爺さんとお婆さんがいました。
お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。
お婆さんが川で洗濯をしていると上流から大きな桃がドンブラコと流れてきました。
お婆さんはその桃を持ち帰り、家で割ってみました。
すると中から、とても元気な双子の男の子と女の子が産まれました。
桃太と桃子と名付けられた2人はスクスク育ちました。
ある日のこと、隣村の村人が家に飛び込んできました。
「もうダメだぁ鬼が来てお宝全部持ってってちまうダァ」
「桃太、桃子どうにかしてけろー」
大きくなった桃太と桃子は、とても力強くそして賢く育ちましたので困った事があると村人はいつも頼りにしていました。
桃太と桃子は、育ててくれた恩返しにと鬼退治に行くことに決めました。
「お爺様お婆様、いままで育ててくれてありがとうございます。私達は鬼退治に行って参ります。」
お爺さんは慌てて言いました。
「桃太は良いが桃子は女子じゃて鬼退治なんぞいったら食われちまう。悪いことは言わんで家に残れや」
桃子は不満でした。
たしかに桃子は桃太ほど力はありません。しかしとても賢かったので桃太を助ける事ができます。
そこで桃子はいいました。
「わかりました。お爺様。でも私も役に立つことでしょう。どうか鬼ヶ島の前まで一緒に行かせてください。あとお婆様、きび団子を作ってくれますか?」
「きび団子?よかろが、何に使うだ?」
お婆さんは不思議がりながらもきび団子をたんとこさえて、桃子に渡しました。
そうして桃太と桃子は旅立ちました。
桃子は桃太にきび団子を三つ差し出して言いました。
「桃太、これで道中に会う者がおったら渡してね。私は少し先を急ぎます。」
足の速い桃子は、桃太と別れ、先に鬼ヶ島へ向かいました。
#続く
#新潟空港で食べながら思いついた話

新着

𝕒𝕞𝕒𝕒𝕞𝕒𝕞𝕪
もうちょい肉付したい
でも読んでみてほしいそんな気持ち
🌳☀️🌈🏡🌳
坂と階段をいくつも登った高台に、三角屋根の小さなお店がありました。街全体が見渡せるように、屋根には丸くて大きな窓がついていて、誰でも立ち寄れるように、ドアはいつでも開いています。木製の店内には無数の棚と1つのカウンターがあり、分厚くて丸いメガネをした少女が店番をしています。
ある日、お店に1人の女性──あかねが訪ねてきました。
「いらっしゃいませ」
カウンターの少女が言うと、あかねはビクッと肩を揺らしました。
「あ、こんにちは……」
「何かお探しですか?」
「えっと……」
あかねはこのお店に来るのははじめてなので、どんなものが売っているか分からなかったのです。
「この街に引っ越してきたばかりで、ふらっと散策をしていたら偶然ここを見つけて……」
「ようこそ。いい街ですよ、ここ。お姉さんもきっと気に入ります」
「そうですかね……?」
「ええ、きっと」
少女の返事を聞いて、あかねは体から力が抜けるのを感じました。分厚いメガネで遮られているはずなのに、春のひだまりのような瞳がほほえむのがよく分かります。
「ちょっと待っていてくださいね!……えーと、これとあれと……こっちもかわいいかも!」
「あの、これは?」
カウンターに色とりどりの髪留めが並べられました。少女がお店の奥から腕いっぱいに持ってきたのです。
「わ…!素敵…!」
「お姉さんは黒髪が綺麗だから、こういうのが映えると思います!」
あかねは驚いたように顔を上げました。長く顔にかかった髪が彼女の動きに合わせるように跳ねます。
「で、でも、私って地味だし!それに、毛量が多いから、こんな可愛らしい髪飾り、使えない!」
「そうかな?似合うと思うんだけどな」
少女は取り出した髪飾りの中から、ルビーが散りばめられたバレッタを手のひらに乗せました。
「試してみませんか?」
「……はい」
「先にヘアゴムでひとつ結びにして、そのあとくるくるってして、これで留めるんです!」
あかねは言われたとおり、髪をひとまとめにしました。髪を結うこと自体随分久しぶりです。前髪で顔が隠れるように、わざとそのままにしていたからです。
「こう、ですか?」
「そうそう!いい感じです!」
あかねの長い髪に、バレッタが留まりました。
#小説 #続く

𝕒𝕞𝕒𝕒𝕞𝕒𝕞𝕪
『あまちゃんは、優しくて穏やかで
平和の象徴みたいな子だから
まさに当たってる!』
私が顔写真を使って性格診断をしたことに対する返事だった。AIが判断しているから信憑性がどこまであるかは分からないけど、
『穏やか42%
みんなの先生17%
陰キャ16%
カウンセラー13%
天真爛漫と集中一直線がそれぞれ4%
自然体と本の虫がそれぞれ2%
周りを和ませる 安心と安定な平和な神』
という結果だった。
AIもなかなかやるなぁと唸らざるを得ない私ぽさ。穏やかが1番で、真面目なところがあって、陰キャで。遊び半分で診断するにはおもしろい。
それにしても、某ヒーロー漫画を知らない彼から「平和の象徴」と言われたことがかなり嬉しかった。私が来た!でお馴染みの最強ヒーローは、私も憧れる1人だ。
私はヒーローのようにみんなを守って救けて勝てるわけではないが、心の中でみんな幸せに過ごしてほしいと願っている。戦争や貧困の差がなくなり、みんなが生きたいように生きられる社会になってほしい。流れ星が流れると、「みんな幸せ、みんな幸せ、みんな幸せ」と唱えるようにしているくらいの世界平和ガチ勢である。
ただ願うばかりで何もできてないんじゃないかと思うこともある。平和の象徴と言われ嬉しい気持ちと、実際にできていることを比べて、頑張らんと…!と思いながら画面をスクロールすると、彼からの返信はこう続いていた。
#amaの日記 #小説 #続く

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