TVKで『ネバーエンディング・ストーリー』が放送されていたので、久しぶりに視聴。この映画を観ると学生時代、かなり仲のよかった女友人・Tさんを思い出す。Tさんとは本当に気が合って、明け方まで電話したり、レポートを書き方を教えてもらって一緒に書いたり、ドイツ語を教えてもらったり、たびたび部屋へ遊びに行ってホットケーキをごちそうになりながらテレビやビデオを観たりした。ある日のこと。ホットケーキをごちそうになっている時、こんな会話をした。Tさん「◯◯くん(私のこと)、『はてしない物語』読んだことある? わたしの好きな作品の一つなんだけど」私「『はてしない物語』?」Tさん「うん」私「『はてしない物語』…… 読んだことないなあ…… っていうか、その作品、知らないかも……」Tさん「そうなの? 知らないのはちょっと意外(笑)」私「ジャンルは?」Tさん「ファンタジー。ドイツの児童文学作家・ミヒャエル・エンデが書いた作品なんだ」私「さすが独文専攻!」Tさん「あっ、でもね、割と有名で映画化もされてるんだよ。映画の方ならたぶん◯◯くん、知ってると思う」私「ほんと?何て映画?」Tさん「『ネバーエンディング・ストーリー』(笑)」私「ああ!」Tさん「『ああ!』だよね(笑)。やっぱ映画は知ってるよね!」私「うん!昔、観た!」Tさん「いつか、原作も読んでみて。◯◯くんなら、気に入ってくれるんじゃないかなあ」私「うん、読んでみるね!」その後、Tさんはドイツの大学へ留学。私も他の友人と付き合ったりして、Tさんとは結局付き合うことはなかった。あっ、そういえば、ホットケーキを食べながら、ホットケーキとパンケーキが基本的には同じものなんだよと教えてくれたのもTさんだったっけ。#ネバーエンディング・ストーリー#はてしない物語#音楽をソッと置いておく人 #リーマル