年末年始映画鑑賞第一弾。The Holdovers。この映画を一般的に名作か駄作かとみると、多くの方が駄作と答えるのでは?と思われる作品。ではなぜか?っていっちゃうと、見せ場がない。映画に華がない。演者さんに於いても、華があるとは言えない。等々ある映画だから。だけど私にはどハマりな映画でした。主演のP·ジアマッティがたまらない。初見は交渉人だったなぁ。そこから考えるとめちゃめちゃ年取ったなぁ。どうも私はこの役者さんに自分を投影してしまう。SIDEWAYなんかもやばかった。監督A·ペイン。なんでこんな映画撮れんだろ。ホントに撮る景色が大好きなんです。悠久の中にぽつんと置かれる感覚なのかなぁ。で、ホントに人をバカにしているシニカルさ。堪らなく好きです。で、そこにななめから突き刺す人間味というか、感情。もう、内容は説明できません。内容って本当にないんです。大きな社会問題に突き刺すとか、アクションシーンがあったりとか、そういうの一切ないんです。だから最初にいった華がないってのがそれになります。でも人間味は溢れたおしてます。私には本当に名作でした。
サラミ 投稿者
このままいくと有名な画像の「頭が悪いから本を読んでいる」って大量の蔵書に囲まれている老人になる(画像がなぜか見つからない)