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まな

まな

わたしが一番きれいだったとき
わたしの頭はからっぽで
わたしの心はかたくなで
手足ばかりが栗色に光った
わたしが一番きれいだったとき

#茨木のり子
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こづち

こづち

図書館で借りてきた。
やはり茨木のり子は良い。

心が震える、というよりは痺れるし、刺される感じがする。グサグサ刺さる。

大人になり、母になって読むと
こうまでも見え方が違うものかと、感激、感謝すらある。

そりゃ中学生や高校生じゃ、こんな女の機微などが
分かるはずがないですよ。

(本当はちゃんとした詩集を探したかったけど
谷川俊太郎選のものしかなかった)
(当然、谷川俊太郎が選んでるのだから、傑作ばかりではある)


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みんみん

みんみん

図書館に行くと、毎回一冊は詩集を借りるようにしているんだけど、
この前借りた茨木のり子さんの詩集がめっちゃ良かったぞ 
優しくて率直で言葉がきれい

こんな人になれたら良いなと思うけれど、人間の本質ってそうそう変わらないからなあ😅

でも好きなものを好きでい続けたら、ほんの少しづつでも、近づいていけるんじゃないかなあとも思う
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紺にゃく

紺にゃく

茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」
っていう詩、小学校時代から知ってるけど、改めて読むとそうなんだよねと思う。

自分で読むのは良いけど、人から読めとこの詩を突きつけられたら、( ˙-˙ꐦ)カチンと来る人もいるかもね…。
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なまち

なまち

「ネックレス」

死なないために毎日
少しずつ集めた情報は
目の当たりにした一の事実に
遠く及ばないもので

目に焼き付いて消えない
あの日の出来事はそのまま
息の根を止めるために待ってる
首元で待ち構えている

手のひらにぎゅっと握りしめた
情報のどれが使えるだろうか

選び抜いた言葉が
君の命を生かすように
おそるおそる手札を切って
すべては適切に


好きな言葉は経験で
その重要さを知っていて
いざというときにはやっぱり
頭は回らないもので

詰まる言葉の代わりに
流れる冷や汗に吐息
終わったあとに静かに沸く
不安と憤り

手の中のカードは限りあって
上達する他ないのだ 生き方を

口元から離れた言葉が
君と僕の間で混ざり
形のない合意を得たら
すべては穏便に

明日にはねじ曲がる約束
変わりゆく世界と僕らの中
何度積み重なって 見つかる
鋼の まだ終わらない願い事

選び抜いた言葉が
君の命を生かすように
変わっていった約束が
いつかの首を絞めるように
君にぐるり回した鋼の飾り物
解けない限り心が穏やかであるように

#自作詩 #ポエム
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