投稿

からえふ
『胸騒ぎ』
波風立たせないように、ここは我慢しよう。
争いが起きるとやっかいだ。
なんて、日常での人間関係で自分を抑え込むことってないですか。
その場の空気を読んで、言われたことに対して何でも従う生活。
これって実はとても危険なことなのかも知れません。
この映画の家族のように。
どこで境界線を引くか。
いつ決断し行動するか。
この映画の中では、あなたならどこで断ってあの場所から離れますか?
それを考えながら是非観てほしい。
違和感が随所にあって、それがじわじわ大きくなっていく。
一度は逃げようとするも、またいい人を演じる習慣がしみているために戻ってきてしまう。
そして最後の15分間は、とてつもなく恐ろしく、なす術がない、濃密で絶望の時間を体験するに違いありません。
他にも書きたいことが山ほどですが、ネタバレに繋がってはいけないのでやめておきますが、まあ覚悟が必要ですが一度観てほしいです。
そして二度は観たくないってほどのこれまでにはない大きな衝撃を味わうことになると思います。
日常でもし胸騒ぎを感じた時は、きっとサインです。
なんらかの行動に移してください。
#映画
#WOWOW
#胸騒ぎ

コメント
関連する投稿をみつける

からえふ
『スリープ』
「誰かが入ってきた」
寝室で寝ていたら、夫はベッドに腰掛けそう言ってこの映画は始まる。
翌朝、マンションの真下の部屋に住む住人から苦情が。床の音と悲鳴がうるさいと。
その日から夫の様子がおかしくなる。
睡眠中に体を掻きむしり血だらけに。
夜中に冷蔵庫を開け、生肉、生魚、卵を殻ごと食べる。
遂には、飼い犬が冷蔵庫の中で!
睡眠障害で医者に診てもらっても原因が分からず、よくならない。
いったい真相はなんだろうか。
隣人の争いでペットが犠牲になるのは、最近他の作品でも観たなあ。剥製にしちゃったやつ。
あの時もかわいそうだった。
こめかみに電動ドリルも痛そうだ。
マンションでの騒音問題は気をつけないと。
真下に住んでいたおじいさんが真相のカギを握っていて、それが夫婦を蝕んでいく。
チョン・ユミは、どの作品も芯があって逆境に立ち向かう強さ、現在の韓国女性を表現するのが上手いですね。
そして、イ・ソンギュンは本当に早すぎる人生でした。ご冥福をお祈りします。
#映画
#WOWOW
#スリープ


からえふ
『小説家の映画』
一部だけがカラー映像で、その他はずっとモノクロ映像が続きます。
カメラはほぼ定点で、狭い範囲だけを映し続けます。
情報量が最低限に抑えられているけど、それによって色々な事を想像しながら観ていられる。
そして、無味無臭に見えるのに、ちゃんと味や匂いが届いてくるのが不思議です。
何をするにも自分自身を上手く見せようとしたりせずに、ありのままの自然な自分の姿でいることの素晴らしさ、大切さを改めて教えてくれる、そんな映画なのかもしれません。
これまでに諦めてやめてしまっていたことがあるとすれば、もしかすると再度奮起できるきっかけを与えてくれる、そんな映画でもあるのかもですね。
静かだけど芯は強いって感じました。
#映画
#WOWOW
#小説家の映画


からえふ
『マージン・コール』
タイトルの『マージン・コール』とは、信用取引などで相場が下がった際に追加の保証金を払い込むか、決済するかの意思決定を促すシステムのことだそうです。
本作の投資銀行のモデルは、サブプライムローンの焦げ付きなどが原因で2008年に破綻したリーマン・ブラザースのようです。
本作は100年に一度の金融危機といわれた2008年のリーマンショックの始まりを、投資銀行内部の24時間の人間模様を通じて、サスペンスフルに描いています。
深夜の経営会議では、市場が気づく前に問題債券をすべて売り抜けることを決定します。
その決定内容は、売り買いが基本である取引の慣行を無視した行為であり、無価値なものを顧客に売るというモラルに反することを意味したものでした。
何よりも金が全てとし、自分の保身を第一の優先順位とし、他者は切り捨てるという実に恐しいトップに立つ人物が愚かでした。
例えば、日本の今の8チャンネルの局もそう言った組織体系なのでしょうか。
2011年の作品なので、映画自体は少し古い作品ですね。
このくらいの頃に、ケビン・スペイシーの問題が発覚したのかな。
もう彼が出演する新作は随分と目にする事がなく、仕方ないですが残念です。
#映画
#WOWOW
#マージン・コール


からえふ
『エレベーター・ゲーム』
この都市伝説は、日本が始まりだったとか。
エレベーターに乗って、ある順番通りに階のボタンを押していく。
すると最後に異世界へ。
これをYouTuberたちがカメラを持ち込んでやってみるんですが。
階の途中に、赤い世界や5階の女なんかが現れ、ぐっちゃぐっちゃに殺されたりしてしまいます。
それではここで、エレベーターのボタンを押す順番を記しておきます。
怖いと感じたらこの先は読まないでくださいね。
4階
2階
6階
2階
10階
10階に止まった時に目を閉じて
5階を押す
5階でドアが開くと"女性"が乗ってくるが絶対に見ないように
1階のボタンを押して
次にドアが開くと"異世界"に行ける
信じるか信じないかは、あなた次第です。
#映画
#WOWOW
#エレベーター・ゲーム


からえふ
『ポトフ 美食家と料理人』
映画冒頭からの手際良い料理のシーンにさっそく魅了されてしまう。
これが100年以上も前の調理場だとは驚きました。
劇伴を排除することで、似たり焼いたり刻む音などが耳へ伝わり、香りまでもが不思議と鼻へと届いてくるような感覚がした。
食材にとことんこだわり、究極の美味を追求し続ける美食家と料理人に感無量。
夫婦を超えた二人のリスペクトし合った関係性が実に素晴らしい。
料理って、まさにエンターテイメントなんだなって実感しました。
食器、暖炉、太陽の自然光、その季節の花々、ドレス、そのどれもが美しく用意されている。
絶対味覚の天才少女や、美食仲間のおじさん4人組の存在もまた物語を暖かい雰囲気にさせてくれた。
料理、グルメ映画にはハズレが少ない。
改めてそんな気がします。
#映画
#WOWOW
#ポトフ


からえふ
『熊は、いない/ノー・ベアーズ』
まるでノンフィクションのドキュメンタリー映画のような作品。
ジャファル・パナヒ監督自身が出演し、監督自身の現実の状況を知っていると、緊張感がひしひし伝わる。
国や地域が違うと、風習やしきたりも大きく違う。
この世に生まれてきた時から、結婚相手が決められる女性たち。
自由恋愛は許されず、従うしかない。
そんなしきたりに従わない者を監視する者たち。
この映画のタイトルにある「熊」は、動物の熊のことではない。
この作品で訴えている危険なものとは、「熊」ではなく監視や暴力が蔓延している世界のことだ。
主人公が、予想だにしないことに巻きこまれていくストーリー。
映画にはよくあるジャンルだが、監督が後にイラン当局に収監されたことを知れば、これまでとは一線を画す命がけで作られた作品だったと言えよう。
#映画
#WOWOW


からえふ
『タマレス』
アメリカのショートフィルム。
主人公のネリーは年取った父親と二人暮らし。
朝から晩まで街頭販売で生計を立てている彼女は、厳しい生活の中で自分以外の誰も信用しなくなっています。
ある日いつもの街頭販売の場所を奪われそうになった彼女は、周りの人に頼らざるを得なくなるのでした。
歳をとった父親の世話をしながら、貯金を崩して街頭販売の為のカートを購入しますが、たった1日でそのカートを盗まれ。
どうにか1日暮らすことに、必死になって働く人が世界中にいる。
明日はどうなるかもわからない。
それでも頑張って生きている。
タマレスはメキシコの料理ですかね。
『リメンバー・ミー』でおばあちゃんが作ってた。
#映画
#WOWOW
#タマレス


からえふ
『ワイルドサモン』
人間の姿をした天然鮭のドラマチックな生涯を追った自然史ファンタジー。
ナレーションは歌手で女優のマリアンヌ・フェイスフルが担当。
鮭を人間の姿で表していることで、より自分ごととして考える事ができる仕組みになっているなと感心します。
鮭の最大の天敵は人間。
川や海の汚染によって、鮭の命が危険に晒されているのです。
人間の姿をした鮭が、どんな残酷な場面を迎えているのかを多くの人に目にしてほしいですね。
そしてそれが環境汚染の改善に少しでも繋がるきっかけになればいいなと思います。
#映画
#WOWOW
#ワイルドサモン


からえふ
『クリーンアップ 最強の掃除人』
マフィアと悪徳刑事の汚れた金を掃除業の4人が見つけ、横取り。
金の奪い合いが始まる。
こんなストーリーは今までにもいくらでもあった気がする。
オレンジ色のつなぎを着てるのもよくあるなあ。
アントニオ・バンデラスがマフィアのボスをコミカルに演じてます。
#映画
#WOWOW
#クリーンアップ

もっとみる 
関連検索ワード
スティング
これ本当に怖かったです😱 ハリウッドリメイクの『スピーク・ノー・イーヴル』ももうすぐ終わってしまうようなのですが、こちらもかなりいいらしくて…行きたいなあ